バイエルン・ミュンヘン以来、2度目のブンデスリーガ挑戦となるアウクスブルクへと移籍し、ドイツへと旅立った宇佐美貴史(元ガンバ大阪)選手。
その旅立ちの際、羽田空港のカフェにて、「食べられるものがありませんでした。」と、インスタグラムに投稿。
宇佐美貴史インスタグラムより(https://www.instagram.com/p/BHQxPyEjAD7/)
その流れから、宇佐美選手が「グルテンフリー」を初めたことが判明しました。
グルテンフリーとは?
グルテンフリーとは、その名が示す通り、小麦等の穀物に含まれているたんぱく質、「グルテン」を摂取しないようにすることで、ダイエットを促したり健康維持を目的とした食事方法です。
グルテンが含まれているとなると、パン類、パスタ、うどんといった麺類を始め、日常の食生活に多く登場するもの。
必然的に、強いられる食事制限は相当なものになると思われます。
そのため、羽田空港のカフェでは宇佐美選手が口にできるようなものがなかったということになったようです。
宇佐美選手と言えば、期待される日本代表において、昨年ハリルホジッチ監督から、体脂肪率が14.1%あったことを指摘され、「9%から10%」に落とすように指示されました。
それ以降、食事制限など体脂肪を落とす事に取り組んできていましたが、ドイツに渡る事を期に、海外でのコンディション調整という意味も含めて、新たな体脂肪改善法として、グルテンフリーを取り入れたようです。
グルテンフリーについては、日本代表のチームメイトでもあり、今季からマルセイユに移籍となった、DFの酒井宏樹選手も初めている様子を伺わせていました。
酒井宏樹インスタグラムより(https://www.instagram.com/p/BHp4ECFBguH/)
ちなみに、酒井宏樹選手の体脂肪率は昨年11.6%で、宇佐美選手同様、ハリルホジッチ監督から体脂肪率を落とすように指示を受けていました。
日本代表、そして海外での活躍が期待される2人が、グルテンフリーで躍進できるのか注目です。
あのジョコビッチもグルテンフリーで成績をアップしていた?
サッカー日本代表選手達が始めたことで、なんだか大きな注目を集めそうな「グルテンフリー」ですが、実は、男子テニスの世界ランク1位、ノバク・ジョコビッチ選手も以前から食事法として取り入れているそうです。
ジョコビッチの生まれ変わる食事 [ ノバク・ジョコビッチ ]
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実際、ジョコビッチ選手は、グルテンフリーを取り入れてから成績が上がるという効果がでたそうです。
グルテンフリーを行なうようになってから、グランドスラムを3つ制し、世界ランク1位に躍進。
その後も好調な状態は留まる事を知らず、2015年には4度目となる世界ランキング1位を獲得しています。
今年も絶対王者として男子テニス界に君臨し続けているジョコビッチ選手の好調のカギが、グルテンフリーだったのです。
グルテンフリーの効果とは?(ジョコビッチの場合)
ちなみに、ジョコビッチ選手がグルテンフリーを食事法として取り入れた結果、得られた効果としては、2週間の実践で、体重の減少に始まり、体が軽くなりやる気の向上、思考が明確になったそうです。
そして、その相乗効果なのか?
ジョコビッチ選手が長年苦しめられていたという「鼻づまり」が解消されたのだそうです。
ジョコビッチ選手は、これらの効果をグルテンフリーによって感じたそうですが、その後通常の食生活に戻したところ、体の不調が次々と現れたそうです(汗)
このような減少は、実は「グルテンアレルギー」によるものだと言われているそうです。
一説には、グルテンアレルギーは5人に1人とされており、普段、体のだるさやメンタルの弱さ、ストレスなどによる体調不良をよく感じている人は、実はグルテンアレルギーが原因だったりするかもしれません・・・苦笑
今の日本人の食生活で、小麦製品を摂取しないというのは、かなり大変なことではありますが、心身での不調を感じている方は、試しにグルテンフリーを2週間程度取り入れてみると良いかもしれませんね。
個人的にも、ちょっと体のだるさなど気になることがあるので、グルテンフリーの食事法を検討したいと思います。