トヨタ自動車がトランプからの挑発に屈する?『今後5年で米国に100億ドルの投資』を表明

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アメリカのトランプ時期大統領からメキシコで計画中の工場建設計画を批判され、多額の関税を課すと挑発されたトヨタ自動車が、早くもトランプに気を使う事となりました(汗)

1月9日、トヨタ自動車の豊田章男社長が、アメリカのデトロイトで開催中の「北米国際自動車ショー」の中で行なった講演ので、アメリカに対し今後5年で100億ドル(日本円で約1兆1700億)もの投資を行なう計画であることを明かしました。

豊田章男社長は投資の詳細については語る事はありませんでしたが、タイミング的にどうみてもトランプからの挑発を受けて急遽決定した投資計画である事は否定できません。

トヨタとしては投資を行いアメリカ国内での雇用を増加する事で、トランプからのメキシコ工場建設計画への批判をトーンダウンさせたい意向と見られています。

豊田章男社長は、講演ではこれまでにアメリカにおいて13万人を超える雇用やおよそ60年間で2兆5000億を超える投資を行なっていることも強調しています。

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Twitterのつぶやき一つで企業や国を脅すトランプ

トランプ時期大統領が、自身のTwitter上でトヨタのメキシコ工場建設を批判からの脅迫(苦笑)を行なったのが1月5日。

その直後にはメキシコでの工場建設計画を見直す考えはなく、アメリカでの雇用が減る事などもないと表明していた豊田章男社長でしたが、わずか4日後にはトランプに気を使って巨額の投資計画を発表する展開。

なにせトランプのSNSでの一言で、翌日のトヨタ株が東京株式市場で一時とは言え前日の終値と比べ3%下落しています。

しかも、同じ自動車関連では、アメリカのフォードモーターがトヨタと同じくメキシコで計画していた工場建設を中止し自国での建設に計画変更したことも少なからず影響を及ぼしたのかもしれませんね。

これらの事から、トヨタの豊田章男社長が早い動きを見せたのも当然と言えば当然なのかもしれません。

トランプ時期大統領のTwitterと言えば、日本のみならず中国の南シナ海での活動や通貨政策などを批判するツイートを行なうなど、ライトなツールで毒舌を吐き続けています(苦笑)

まさに、つぶやくだけで関係国や国内の企業を牛耳ろうとしている格好です・・・。

狂犬発動中のトランプ次期大統領といったところで、この先が思いやられますが、これまでの言動を見る限りは「大統領に就任後は選挙中の悪態はトーンダウンするのでは?」という考えは期待できそうにない気配なのかもしれません。

なんだか、日本政府や企業は今後もトランプのTwitterでのつぶやきに翻弄される日が続きそうな予感です。

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