国内IT企業のヤフー株式会社が、数年の内に週休3日制を導入する方向で検討中であることが判明しました。
2016年10月以降の「人事策発表会」の場で、宮坂学代表取締役社長が口にしたようです。
ヤフーでは、来月10月から自転車通勤や新幹線での通勤が可能となることがすでに決定しており、大手IT企業ならではの制度変更が進んでいくようですね。
新幹線での通勤解禁により、通勤手当が1ヶ月あたり最大で15万円まで支給されるとのこと。
※片道2時間まで
このあたりは、地方で暮らしながらも金銭的な負担が軽減することで、より仕事への意欲も高まり、気分転換なども取りやすくなるのではないでしょうか。
ヤフーは、週休3日制の導入に向けて、まず基本土日休みの現行制度に対して、週の2日間を社員が選択して休めるようにする計画との事。
中には、家族が平日休み(美容師や店舗販売系の仕事など)という社員もいるはずですから、妻や恋人と一緒に過ごす時間が増やせるメリットもあるでしょう。
ヤフーは意外とホワイト企業?
ヤフーの週休3日制度の導入実現のためには、1日あたり、時間あたりの生産性を落とさずに業績も落としてはいけないという大前提がある事になります。
そういう厳しい面もありますが、多くの中小企業では、週休3日なんて検討すらできないように思います。
IT企業大手のヤフーならではとは思いますが、勤務日数減らすついでに、「ヤフオク」のバナー広告の数も減らしてほしいものです。
広告多すぎて邪魔なんですよね(汗)
システム使用料とか下げてくれるならまだ我慢できますが・・・。
それはさておき、一般的にIT系の企業って、深夜までの残業が当たり前というか、パソコンの前で寝起きするようなイメージがどうしてもありましたが、そんなのは一昔前の話なのでしょうね(苦笑)
ヤフーでは残業をしすぎると上司などから注意されるみたいです。
フレックス勤務も導入されているので、つい長時間働いてしまう社員が多そうですが、そこはきっちり会社として目を光らせているということです。
ヤフーによると、月の平均残業時間は14時間程度のようですが、それでも、月40時間から45時間くらの残業となる部署や社員はどうしてもいるとの話も耳にしますが、多くの企業で1日2時間くらいの残業は少なくない事を思えば、充分ホワイトでしょう。
しかも、ヤフーでは残業代は全額支給らしいですから。
自分が以前努めていた会社は、何時間残業しても1円たりとも手当はついた事がありませんでしたから・・・。
社長曰く「役職手当に残業手当は含んでいる」という摩訶不思議な話だったので。(その発言に違和感を覚えるくらいの役職手当だったと言う事です)
そういうところは全国に山ほどある訳ですから、休日出勤もほとんど無いと言われるヤフーは、巷の想像を超えるホワイト企業なのでしょう。
コネでもあれば入り込みたいくらいです(苦笑)
でも、重要なのは休みがどれくらいあるかとか、手当がしっかり付くかとか以上に、働きやすさや仕事を楽しめるかの方だとはやっぱり思います。
ヤフーに限らず、テレビで取り上げられたりするようなIT系の企業場合は、その居心地の良さが印象的ですが、その反面、殺伐とした環境で働く人もいれば、感情を押し殺して1日の仕事を淡々とこなす人もいるというのが世の中の現実。
かと思えば、傍から見れば心配そうな働き方をしている印象の人が、実は仕事が好きで充実していたりという意外なケースもあったりします。
結局は自分だという事なのでしょうけど、そういった意味では、まだまだ自分の場合は充実感が寂しいところかなと・・・。
試練続きでハートが折れそうな事が今年は増加中ですが、「自分ホワイト化」に向けて日々仕事に向かいたいと思います。。。