昨年から報道されていたように、多くのiPhoneユーザーが望んでいた4インチモデルの復活が決定しました。
名称は、多くの報道にあったように、「iPhone SE」でした。
片手で操作出来る扱いやすい4インチモデルの登場は嬉しいところ。
しかも、スペック的には6sとほぼ同等と呼べるものになります。
デザインもほぼ変らないようですが、僅かにフォルムが違うということなのですが、実際のところどうなのでしょう。
画像を見る限るよくわかりませんでした・・・。
個人的にも待望だった4インチiPhoneの復活。
しかし、近年のAppleを見ていると、喜んでもいられないように思っています。
あのジョブズ追放後のAppleの悪夢再現か?ワクワク感なきクック体勢への不安
近頃のAppleは、商品ラインナップを増やす傾向なのは明らかです。
そこにきて、今回の4インチ復活となる「iPhone SE」
本来ならば、このタイミングではなく、秋に出るであろう「iPhone7(仮称)」のラインナップにもできたはず。
いわば、マイナーチェンジでしかないということ。
流れ的には、iPhone6sが思ったほど普及しなかった。
どうやら4インチがちょうど良くて、大きなiPhoneは嫌な人が多いようだ。
じゃ、買い替えてもらうためになんとか4インチのiPhoneだそう。
一から作るの大変だから5sをベースにスペックだけあげちゃおうか?
よしそうしよう!
こんな感じでしょうか(汗)
この展開、スティーブ・ジョブズが健在だったら、まずあり得ないと思います。。。
商品のネーミングも、Appleというよりもマイクロソフトみたいです。
「iPad Pro」も、どうみたってマイクロソフトの「Surface」を意識して乗っかろうとしている感は明白です。
ジョブズが他界し、ティム・クック体勢となったAppleは、まさにあの忌まわしき「ジョブズ追放」を行った後のAppleに似て来ているように思えます。
やたらと商品ラインナップを増やしていき、業績は悪化。
結果、ジョブズに泣きつく形となったAppleに対し、ジョブズは徹底した大掃除を行いました。
数種類まで商品を絞り込み、一つ一つの商品へのこだわりは半端ないものでした。
それが今では、他社がスマホの大型化をすれば、それに乗っかるような状況です。
昨年登場した「MacBook」に至っては、iPhoneをノートパソコンにしましたみたいな商品でした。
iPad ProもiPhone SEもMacBookも、ジョブズが健在だったら世に出なかったラインナップなのではないかとどうしても考えてしまいます・・・。
近頃はイベントでもワクワクさせてくれる感じがほとんどないApple。
4インチiPhoneの復活そのものは嬉しいことなのですが、どうみても革新的ではないiPhone SEの登場は、どうしても素直に喜べない気分なのも事実です。
今後のAppleから、スティーブ・ジョブズが見せてくたような驚きを感じることが出来るのでしょうか?
日に日に不安が増しているというのが正直なところです。
あまりにも巨大になりすぎたApple。
そして、強烈なオーラを放つリーダー不在という現実が、Appleの衰退へと向わなければ良いのですが・・・。