Appleが提供する「iOS」の最新版、「iOS10」がついにリリースされました。
iOS史上最大のアップデートとも言われた今回、Siriの進化、MAPアプリの完全リニューアル、メッセージや写真の機能も大幅に改善が施されているとのこと。
※上記画像引用元:http://www.apple.com/jp/iphone-7/ios/(Apple公式サイトより)
iPhoneユーザーの方はすでにご存知かと思いますが、今回のiOS10では、アップデート対象となるのは「iPhone5」以降のモデルとなります。
iOS10は必要とする容量も大きいため、iPhoneに1.5GB以上は最低でも空きが必要とされています。
色々と変る事で、好き嫌いはどうしても出るのでアップデートを躊躇してしまうところですが、やっぱり気になります(苦笑)
9月14日未明から日本でも提供が始まったようですが、案の定?アップデート時に不具合が生じているようです・・・。
iPhoneから直接のアップデートに不具合多い?
iOS10がリリースされて、待ちわびたユーザーの方々が早速アップデートを行なったところ、OSが起動しなくなる不具合が出ているようです。
いわゆる「文鎮化」と言われるやつです。
高級文鎮でツラいw pic.twitter.com/lpbAkXlz79
— ふーか(0x27) (@huhka_com) September 13, 2016
まさかの文鎮化 pic.twitter.com/tYlE6rkhX2
— ARBALEST (@ARBALEST000) September 13, 2016
iOS9の時も端末からの直接アップデートでフリーズする不具合が確かあったと思いますが、またもやといった感じでしょうか。
こういうことがあると、改めてアップデート前にiPhoneのバックアップを取る事が必須だと思います。
ちなみに、もしアップデート時にOSが起動しないなどの不具合が生じた場合の対応については、Appleの公式サイトに対策が出ていますので、そちらを見ながら設定し直すことになります。
⇒iPhone、iPad、または iPod touch をアップデートまたは復元できない場合(公式サイト)
ウキウキして新しいOSにしようとして動かないって、絶望感がハンパないですね。
自分もこれまではiPhoneからOSのアップデートを行なっていましたが、史上最大のアップデートと言われるiOS10だけに、トラブルを出来るだけ避けるために、トラブルが少ないとされるiTunes経由で今回はアップデートすることにしました。
iTunesで問題発生!iTunesのアップデートも必須だった
iTunesを立ち上げて、iPhone5sのバックアップを取り、最新のアップデートを確認したところ、「iPhoneソフトウェアの新しいバージョン(バージョン10.0.1)があります」となっていました。
10.0.1という事は、不具合報告を受けて、修正をしたということなのでしょうか?
それとも、元々このバージョンなのでしょうか?
いや、絶対に不具合を受けてAppleが速やかに対応したはずと信じたい(汗)
と、信じることにして、iOS10.0.1へのアップデート前に念のため空き容量を確認。
2.6GBとアップデートには申し分ない容量がありました。(32GBモデルです)
むしろ、それだけしなかないとは・・・。
今回、iOS10のリリースと併せて、iTunesもアップデート版となる「iTunes 12.5.1」がリリースされたようです。
そちらにアップデートしてからiOS10に上げることが必須みたいです。
そこで、iTunesのアップデートを確認してみると・・・
このバージョンのiTunes(12.4.3)は最新バージョンです。
と表示され、12.5.1にアップデートできません。
ちなみに、使用しているiMacのOS Xは、Mountain Lion(10.8.5)です。
まさかとは思いましたが、Mountain Lionでは、iTunes 12.5.1はサポートしないと判明・・・。
iOS10がiPhone5以前のモデルを切り捨てたように、OS XもMountain Lionは切り捨てられたようです。
うーん、El Capitanにしろということなのでしょう。
でも、El Capitanは好きではない(苦笑)
MacBook Proは、昨年買い替えた関係で否応無しにEl Capitanですが、iMacはまだしばらくMountain Lionでいきたいのですが、Safariはすでに最新版は使えず、iTunesにもその時がきた格好です。
ということで、iTunes経由でのiOS10へのアップデートはできない事になりました。
結局今回もiPhoneからiOS10へアップデートへ
気を取り直して、前回までと同様にiPhone経由でOSのアップデートを行なうことにしました。
不具合への不安はありますが、バックアップも取り、Appleから不具合時の対応も公開され、多分、問題を受けて対応してあるであろう、iOS 10.0.1となっていることを信じてやってみる事にします。
という事で、iPhoneからアップデートを確認すると、「iOS10」と出ました。
あれ?iOS10.0.1ではありません・・・。
困りました。
このiPhoneは仕事でも使うので、怖くてアップデートできない気がしてきました。
結局この日は念のためアップデートを中止し、1日まってからアップデートすることにしました。
そして再度、iPhoneのソフトウェアアップデートを確認してみましたが、バージョンは、iSO10のままでした。
一応、Appleが対応済みと報道もされていましたし、文鎮化したとしても対策も可ということもあり、アップデート実行しました。
結果としては、問題なくアップデートを完了です。
念のため、iOSのバージョンを確認してみたところ、「iOS10.0.1」となっていました。
一安心といったところですが、新機能等については、気長に試すとして、アップデート問題以外に気になっていた、「iPhone5sの動作がもっさりするのでは?」という事です。
一先ず、いつも通りの感じで操作してみたところ、目立って動作が遅くなる感じはほとんどありませんでした。
iOS9と比べて、明らかにストレスになるような重さはなさそうで、こちらも一安心。
ただ、iOS10にアップデートしたことで、バグなどの不具合報告が多数寄せられてましたので、使って行く中で、何かしら問題がでる可能性はあるかもしれないということだけは頭に入れておく必要がありそうです。
ちなみに、現在明らかになっている不具合はこんな感じのようです。
・iPhoneを強制的に再起動を行なった際に、起動画面が表示される前に画面がグリーンになる。
・iPhone6s Plusの一部で不規則に再起動が繰り返される事がある。
・Siriに、自分の電話番号を訪ねた際に、関係情報の表示がされずに画面が突如乱れる。
・Apple Musicでアーティストの名前の一部にグレーアウトが発生しタップに反応しない。
・メッセージアプリでコンテンツシェアをする時に、文字入力をしている際にiPhoneを振ると操作ボタンが隠れる。
一部抜粋ですがこんな感じです。
個人的には、まず気づく事のない操作が含まれているので、あまり気にしていない自分がいますが(苦笑)
iOS史上最大のアップデートと言われる「iOS10」だけに、他にも何かしら問題が隠れているかもしれませんので、一先ず色々試してみるしかなさそうです。
いよいよ困れば、iOS9に戻したいと思います・・・。