『道の駅奥大山』に寄った際に、一度食べてみようかと思っていた生麺タイプの牛骨ラーメンを買いました。
以前、トイレ休憩で立ち寄った時に気になったのですが、ソフトクリームを食べたらすっかり忘れてしまっていて、今回は忘れずに手にしました。苦笑
いわゆる「お土産」として販売されているご当地ラーメンというやつです。
今更ではありますが、牛骨ラーメンといえば鳥取県中部エリアで昔から食べられていた、いわばソウルフード的な存在。
いつの頃からか全国的に知られる存在にもなり、鳥取県でも中部以外で当たり前のように食べられています。
以前ご紹介したカップラーメンの『鳥取ゴールド牛骨ラーメン』は、倉吉の「香味徳」の銀座店が監修して発売され、スープの旨さで人気となっています。(県内のスーパーでも何気に結構売れています)
今回購入した『鳥取牛骨ラーメン』は、箱に「五十年以上愛され続ける味」とありますが、特にどこのラーメン店の味とか監修みたいなそういった記載はありません。
あくまで地元の企業が中心となって「鳥取の牛骨ラーメンとはこうだ!」という意気込みで作ったと思われます。
ちなみに、販売元が「有限会社サンパック」という会社で、製造者は「いなか食品株式会社」
そして、材料協力で「株式会社 鳥取県食肉センター」、商品化協力で「新産業共通基盤」、さらに企画という立ち位置で「とっとり中部観光施設ネットワーク」という盛りだくさんな感じになっています。
要は、たくさんの人と企業の思いが詰まった牛骨ラーメンという事です。
これだけ色々と関わっているので、尖った商品名とかはつけられないのかもしれません。
ということで、前置きはこれくらいにして牛骨ラーメンの紹介の方へと話を進めていきます。
まずは鳥取牛骨ラーメンの箱の中身を確認
生麺の牛骨ラーメンということで、まずはざっくりと箱の中身をチェック。
生麺(ちじれ)
ストレートスープ&醤油ダレという構成です。
タレには「旨味が染みこむ野菜醤油味」とあり、「素材がぎゅっ」と、牛とかけたダジャレも・・・。
トッピングなどの具材は一切入っていません。
こういうタイプの商品はほぼそうだと思いますので、具材はお好みで別途用意する必要があります。
鳥取牛骨ラーメン調理開始です
それでは、早速調理を開始していきます。
調理にあたっては、お湯を張った鍋が2つ必要になります。
ストレートスープを温める鍋と麺を茹でる鍋です。
スープは沸騰したお湯で5分くらいの温めが必要とのこと。
沸騰する前から入れちゃっています。
麺の茹で時間については、1分から2分程度を目安に好みの固さで時間調整をします。
個人的には、ちょっと固めくらいが好きです。
麺の仕上がりの頃合いをみて丼に醤油ダレを先に入れておきます。
麺を茹でている鍋を火から外し、湯切りのため一旦ザルへ移しながらの丼にスープを投入。
ここで見事なまでのピンボケ・・・。
麺を入れて、続いてトッピングである、ネギ、もやし、チャーシュー、ゆで卵、メンマ(コーン付き)投入です。
メンマがコーン付きなのはあまり気にしないでください。
これで完成です。
それなりに豪華な牛骨ラーメン!
土産物『鳥取牛骨ラーメン(生麺タイプ)』の実食
では、生麺タイプのお土産用『鳥取牛骨ラーメン』を食べてみることに。
なんといっても、香りからもしっかり牛骨ベースなのが伝わってくるのがグー。
まずはスープを一口。
箱に「ほんのりあまい」とありましたが、確かに甘めのスープです。
牛骨の旨味もきちんと出ています。
まさにスタンダードな牛骨ラーメンといった感じです。多分…
甘い牛骨スープといえば、以前食べた島根県安来市のラーメン屋『一刻』の牛骨スープはかなり甘さが強く感じられましたが、それよりも明らかに甘さ控えめな感じでした。
島根県安来市のラーメン一刻の牛骨野菜ラーメンの食べごたえが中々のものでした
麺の方は個人的に大好きなちぢれ麺で食べやすく喉越しも良好です。
スープもしっかり絡んでくれています。
トッピングの中でも、最近はカップラーメンに必ずといって良いほど入れているチャーシューは事前に軽く炙ってみました。(炙ったというかトースターで焼いただけです)
見た目にも美味そうな色目がついことで、なんとなくお店で食べているような気分を味わえている気がします。笑
この牛骨ラーメン、結構美味いです。
実は、あまり大きな期待はしていなかったのですが、食べてみれば想定よりも上のレベルでした。
リピートしたいレベルです。
ただ、個人的にはスープの甘さはさらに控えめくらいがベストかもしれません。(なんとなくですが)
でも、このクオリティならばラーメン好きへのお土産には合格点だと言えます。
余談ですが、箱の横の方にこの牛骨ラーメンを食べる時のルール的なものが書かれていました。
漢字とカタカナだけなのでなんとも読みにくかったので最初は軽く流し見したくらいだったのですが、ラーメンを完食後に余韻に浸りながらしっかりと読み直してみると、3番目に注目でした。
「”具”ハ極力シンプルニ。特ニ”練り物”ヲ乗セルガ好マシイ。」と・・・。
今回自分が用意したのは、練り物でもなければシンプルでもないトッピングでした。苦笑
ここは、カタカナが多くて読みにくかったせいにしておきたいと思います。
といった感じで、以前から気になっていた土産物的な存在の鳥取牛骨ラーメン(生麺タイプ)でしたが、味の面で高いクオリティをもっており、送られて嬉しいラーメンになっていますので、鳥取県に観光で立ち寄られた際には是非お土産に。笑
もちろん地元の方が普段の食事として楽しむのもグッドです。
最後に、こちらの牛骨ラーメンを取り扱っているショップが記載されているサイトをご紹介します。
それが、『鳥取県観光案内 とっとり旅の生情報』です。
取り扱い店の一覧はこちらです⇒お土産用・鳥取牛骨ラーメン
現時点の取り扱いての一覧に、自分が購入した「道の駅 奥大山」は載っていませんでしたが、取り扱い店は不定期で増えているようです。(サイトの更新がされていないだけ・・・)
おそらく、鳥取県内の道の駅の多くでは置いてると思われますので、トイレ休憩に立ち寄った際にでもご確認いただければ幸いです。
以上、お土産用におすすめの『鳥取牛骨ラーメン(生麺タイプ)』の感想でした!