鳥取県日野郡日南町生山に、2016年4月にオープンした道の駅『にちなん日野川の郷』へ行ってきました。
そもそもは、以前に「金運アップ」を願って参拝した「金持神社(かもちじんじゃ)」に今一度の金運アップを願い訪れるのが主目的でしたが、昨年寄ろうと思いながら延び延びになっていたこともあって、今回は時間に余裕もあったので、「道の駅 にちなん日野川の郷」に行ってきました。
日南町の生山(しょうやま)という自然豊かでのどかな場所にある道の駅ということもあってでしょうか?
天候にも恵まれた土曜の昼過ぎに立ち寄ったのですが、思ったよりも車も少なく、ゆっくりすることができました。
※記事として書いているのは翌々日、月曜の朝でございます。
土産物のコーナーでは、「りんご酢」や「芋大福」などを購入し、「スノーアイス」なるものをまずは食べてみました。
日南町と言えば、冬は雪がかなり多い土地なので、それにちなんだアイスクリームなのでしょう。
味は、「きなこ黒蜜」でした。
見た目には、口に入れた瞬間溶ける系のかき氷を思わせるような感じでしたが、口に入れると確かにアイスでした。
ちょっと不思議な食感ですが、ミルク感強めで美味でした。
甘いアイスが好きなので、もう少し黒蜜が多いと嬉しいかもしれません(苦笑)
それはそうと、昨年の4月にオープンした道の駅ですが、中に入ると木の良い香りがまだ残っていて、なんだか癒されました(笑)
その後、腹ペコだったこともあり、お昼を回り14時過ぎくらいだったこともあり、空いていたレストランで食事をとることに。
土産物のコーナーの正面から見て右隣にある、「れすとらん ほっとす」という名前のレストランです。
ベタですが、唐揚げが美味そうだったので、「唐揚げ定食」にしました。(650円です)
鶏の唐揚げは、生姜ベースの醤油ダレに漬け込んだと思われる、家庭でも出てくる感じのシンプルなものでしたが、鶏肉に臭みなどは一切なく、普通に美味いです。
ご飯や味噌汁についても、水が綺麗な土地柄なので、とても美味いです。
唐揚げ定食で何気に気になったのが、漬物でした。
「奈良漬け」が凄く美味かったです。
あえて物申すとすれば、ご飯がもうちょっと多いと嬉しいかもしれません(汗)
余談ですが、食後に爪楊枝を手に取ったところ、先っぽが珍しい仕様になっていました。
色が付いていますが、塗られているのはハッカのようでした。
あまりこういう爪楊枝を置いている食事処は少ないので面白いですね。
昼食をとってお腹が満たされた人間が欲するものと言えばデザート(苦笑)
「れすとらん ほっとす」とは真逆になりますが、土産物コーナーの左側に「焼き芋やソフトクリームの売り場があります。
それはまさに衝撃のデザートとなりました・・・。
トマトソフトクリームと焼き芋が美味する!!
日南町と言えば「トマト」が名産の一つで、自分も昔から大好きです。
大げさではなく、日本でもトップクラスの美味いトマトが楽しめると思いますよ。
そのため、ここでは日南産のトマトジュースも看板商品なのですが・・・・・
私は、トマトジュースが飲めません(汗)
トマトは大好きなのですが、ジュースになるとどうしてもダメなんです。
面倒臭いおじさんですが、こればかりは好みの問題なので。。。
そのため、トマトジュースがソフトクリームになっていることに対して、正直なところあまり気乗りがしませんでした。
でも、「にちなん日野川の郷」までそれなりの時間をかけて足を運んだ以上、食べずに帰るという選択肢はないと思ったのです。
そこで、思い切って食べてみることにしたのですが・・・。
「美味いです!」
こちらの不安を吹き飛ばしてくれるほどに、トマトソフトクリーム美味いです。
トマトの風味や味もしっかりありながら、ソフトクリームとして成立しています。
しかも、「はちみつ」のような味が感じられて、それがこのトマトソフトの美味さにも繋がっているのではないかと思いました。
でも、売り場の壁に貼ってあるトマトソフトクリームのポスターには、どこにも「はちみつ」が入っているとは書かれていないのです。
普通、そういうの入れたら紹介していてもおかしくないと思ったので、売り場のおばちゃんに思わず聞いてしまいました(苦笑)
すると、やはり「はちみつ」はトマトソフトには一切入っていないそうです。
どうやらトマトジュースととソフトクリームミックスなどの原材料の甘さの融合が、まさかの「はちみつ風味」を醸し出しているようでした。
こればかりは、実際に「にちなん日野川の郷」に行かれたら、トマトソフトクリームを口にしてみてください。
はちみつと言った意味がご理解いただけると思いますので。
そして、想像以上に美味かったトマトソフトクリームを食べたすぐ後に、ここで焼かれいる「石焼イモ」にも手を伸ばしてしまいました・・・。
こちらで食べられる芋の品種は、「浜の紅はるか」
これは、日南町ではなく米子で生産されているものだと思われます。
これが、トマトソフトクリーム以上の衝撃でした。
蜜が凄すぎ!
さつまいもの蜜といえば、「安納芋」が有名ですが、「浜の紅はるか」は負けてないです。
大げさでなく、本当に甘くて美味い焼き芋です。
食べた直後に「おかわり」したくらいですから・・・苦笑
おそらく、芋の美味さだけでなく、ここでの焼き方もポイントのように感じました。
じっくり焼き上げているから、これだけの蜜が出ているように思われます。
トマトソフトクリームと焼き芋。
この2つを食べるためだけでも、日南町生山の道の駅まで足を運んでもいいくらいです。
私はきっと…..いや必ずや行くでしょう(笑)
といった感じで、今回初めて訪れた、道の駅「にちなん日野川の郷」は、とってもグッドでした。
帰宅後に芋大福とりんご酢を早速いただくことに
お腹はしっかり満たされているはずなのに、帰宅後には土産物コーナーで購入した「芋大福」と「りんご酢」に手を伸ばしました。
ちなみに、芋大福は売り場では冷凍状態で販売されており、常温で1時間から2時間くらいで食べ頃となります。
帰宅した時がまさにその食べ頃だったんです。
半分にしてみたら、芋の案がしっかり入っていました。
我慢できず口にしましたが、強烈なインパクトをくれた「トマトソフトクリーム」と「焼き芋」の後では、いたって普通の美味い大福といった感じした・・・。
そして、こちらはスイーツではない「りんご酢」
日南町生山の「阿毘縁(あびれ)」という、かなり山の奥深い村で作られた「りんご」を使ったものです。
トマトもですが、この阿毘縁のりんごもメチャクチャ美味いことで知られています。(知っている人は知っているはず・・・)
その阿毘縁の自然の中で育てられてりんごを使ったりんご酢。
こちらも楽しみの一つだったので、炭酸水で割っていただくことに。
まずグラスにりんご酢のみを注いて、原液で味見してみたところ、思いの外、りんごより酢が強い(汗)
勝手に「りんごの甘み」が強いと想像していただけに、酢がはるかに強かったことで、むせてしまいました・・・。
気を取り直して、炭酸水で割って飲んでみたところ、原液よりはるかに飲みやいです。(当たり前かもしれませんが)
ただ、やはり甘さは控えめで酢が強い印象です。
でも、これはこれで美味いですね。
飲みやすくなり、体にも確実に良さそうな気配(笑)
お風呂上がりとか、疲れているときにあると嬉しいかもしれません。
といった感じで、一気に色々と口にしてみましたが、道の駅「にちなん日野川の郷」は、時々足を運びたいと思える道の駅でした!
PS. こちらの道の駅では、1商品につき1円が会計時にプラスされます。
その理由は、森林支援に用いられるためとのことです。
ちなみに、レストランでは、注文合計金額に対して1円がプラスされますが、一度会計を済ました後に追加注文した場合は、そこでまた1円がかかるそうです。
それについては、勿体無いというよりも、我々にとって必要な自然の資源を守るためなので、気持ち良く1円を使いたいところですね。