W杯ロシア大会で日本にとって最高の組み合わせはドイツ&スペインと同組になる事だと思う話

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2018年6月に開催されるサッカーのW杯ロシア大会

4年前のブラジルでの日本代表の惨敗と、現代表を見比べて戦力的にはあまり変化がないことを踏まえると、グループリーグ突破が最大の目標なのが現実的なのかなと。

そのためにはグループリーグの組み合わせが当然のことながら重要となりますが、ロシア大会においては、FIFAランキングとホスト国ロシアの影響で第2ポットにスペインやイングランドが入るという状況です。

W杯ロシア大会 各ポット

第1ポット

ロシア、ドイツ、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチン、ベルギー、ポーランド、フランス

第2ポット 

スペイン、ペルー、スイス、イングランド、コロンビア、メキシコ、ウルグアイ、クロアチア

第3ポット

デンマーク、アイスランド、コスタリカ、スウェーデン、チュニジア、エジプト、セネガル、イラン

第4ポット 

セルビア、ナイジェリア、オーストラリア、日本、モロッコ、パナマ、韓国、サウジアラビア

スペインに至っては、本来はFIFAランキングで現在8位なので「第1ポット」となるところですが、開催国の恩恵を受けてロシアが第1ポットに入るため、押し出された格好で第2ポットです。これはこれで他の参加国にとってはたまったものではありませんね。苦笑

このような状況から、第4ポットに入っている日本は欧州での強化試合で敗れたブラジルと、さらにはスペインと同グループになることもあり得るとということになります。

ネットでは、ポット分けからみてどこと同組になるのがちょっとでも決勝トーナメント進出の可能性が高くなるか色々と意見がでていますが、個人的には反対に日本こそ「死のグループ」に入ってほしいと考えています。

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欧州や南米の強豪とガチで戦える数少ない機会を大切に

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日本代表にとって、欧州や南米の強国と真剣勝負ができる機会なんて、そもそもほとんどないのが実情です。

ビジネス的な観点からいえば、代表戦は可能な限りホームである日本開催を優先したいというのが、協会やスポンサーの意向であり、サポーターやサッカーファンとしてもその方が移動や金銭的な負担が少ないです。

しかしその反面、欧州や南米の代表チームにとっては、日本への移動は疲労を増大させる上に、チームの強化には直接的に繋がりにくいデメリットが大きすぎるという現実があります。

そのため、今月11月の欧州遠征のような事でなければブラジルやベルギーといった強国と試合をするのは大変です。

厄介なのは、その上で強化試合やテストマッチという名の下での親善試合ということです。

この前のブラジル戦でも、後半のブラジルは明らかに流し気味でした。

そのため日本の前へのプレッシャーがある程度効いたのだと思います。

だからこそ日本にとっては、4年に1度のW杯は強国と真剣勝負できる数少ない機会になります。そのチャンスに、「決勝トーナメントに進むためにはどことあたると少しは勝てる可能性がある?」などといった事を考えるのは面白くありません。苦笑

本当の世界との差を体感するためにも、できるだけ強い国とガチで戦うことこそ、今の日本代表にとって、決勝トーナメントに進むより価値のある事なのではないでしょうか。

日本代表強化のための最高の組み合わせはドイツとスペイン

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ロシアW杯を日本代表の実力を知るための場とするのであれば、グループリーグで同組に入ってほしいのは、個人的にはドイツとスペインです。

ドイツと同じく第1ポットにはブラジルも入っていますので、先日の強化マッチとブラジルがどれくらい違うのか観るのも面白いとは思います。

C・ロナウド要するポルトガルとの戦いも観てみたいところではあります。

しかし、それ以上に現時点で世界最強と呼んでもいいドイツとの対戦は是が非でも観たい。

グループリーグ初戦で戦うとか最高のシチュエーションです。

ドイツは着実に勝ち点3を手にいれるため、日本相手ならば相当攻撃的にくるはず。

試合展開によっては後半は流すかもしれませんが、それでも勝ち点3のためガチでドイツがくることは明白です。そこで日本代表に何ができるのかみたいですよね。

そして第2ポットからはスペインに入ってほしいところ。

イングランドも面白いかもしれませんが、スペイン代表こそ日本にとっては滅多に対戦の機会がない相手。無敵艦隊スペインとの対戦となれば、選手としても望むところなのではないでしょうか。

※欧州のみ同組に2カ国までOKのため

ドイツとスペインという、まさに現時点での欧州最強の2ヶ国と真剣勝負とか最高の展開です。勝ち負け以前に得られるものがメチャクチャ大きいのは間違いない。

とはいえ、第1、第2ポットならばこの2ヶ国以外のどこであっても日本代表にとっては最高の試練にはなります。

決勝T進出を少なからず期待するなら避けたい第3ポットの2カ国

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もし実際にドイツとスペインが同組とかになれば、それでけでも完全に「死の組」確定となりそうです。そこに日本が入るとなれば完全に「地獄の組み合わせ」です。

冒頭から決勝トーナメント進出とか度外してして強国との試合を体感する方が重要と言い続けてきましたが、それでも組み合わせい次第で日本が決勝トーナメント進出の可能性がわずかでもあるとすれば、第3ポットからどの国はかなり重要。

先ほどのポット分けからいくと、第3ポットでやはり怖いのはデンマーク。

そして、W杯出場が当たり前のようなイタリアをプレーオフで2試合完封したスウェーデンではないかと。

ここを避ければ僅かながら決勝トーナメント進出の可能性はあるかもしれません。(あくまで個人の見解です)

あくまで抽選なので、ドイツやスペインを避けられる可能性もあるので、あとは運次第です。

でも、個人的にはドイツ、スペイン、スウェーデン、日本

こんな組み合わせもし実現すれば、それだけで相当ワクワクしてしまいます。笑

ただ、残念ながらスウェーデンは欧州のため実際には上記の組み分けは実現しません。

その場合は、ドイツがブラジル、もしくはスペインがウルグアイかコロンビアとかであれば実現可能なところです。

実際に同グループに入る可能性があり、その上で個人的に見たいのは、ドイツ、スペイン、コスタリカ(もしくはセネガル)、日本という組み合わせですが、果たしてどうなるのでしょうか。

注目の抽選は12月1日に開催国であるロシアにて行われます。(NHK総合で生中継あり)

基本、抽選に不正はないと思いたいのですが、不思議と開催国は対戦相手にどことなく恵まれるケースが多いので、開催国という嫌な感じはありますが、ロシアと同組になると、日本にとってはグループリーグが恵まれた組み合わせになる可能性が一気に高まるのかもしれませんね・・・。

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