所有している『iPad Pro 9.7インチ』で、今更ながらできるだけ快適にタイピングできるようにしておこうと思い、ワイヤレスキーボードケースを購入しました。
ちょっと調べ物をするくらいなら、仮想キーボードでも問題ないのですが、それなりに文章入力を行う際にも『iPad Pro』を活用するために購入を決めました。
そこで選択したのが、『ELTDワイヤレスキーボードケース』。
『iPad Pro 9.7インチ』と、iPad(2018/2017)や iPad air/iPad air 2などにも対応する、手帳型のワイヤレスキーボードカバー です。
カバーのカラーバリエーションは、「ネイビー」「ゴールド」「レッド」「ローズゴールド」があります。
今回は落ち着いた色が良かったので「ネイビー」を選びました。
ケースはレザー(合皮)です。
ケースの内側に使われている素材は「高級フェイクスウェード」というものだそうです。(レンズクロスに近い素材とのこと)
手触りもよく、見た目も高級感がありますので、第一印象はグッドでした。
目次
ELTDワイヤレスキーボードケース 主な仕様
・待機時間150日間
・作業時間70時間
・バッテリー寿命 3年
・キーボード打鍵寿命 300万回
・充電時間 2〜3時間
まずまずの内容だと思いました。
充電時間も比較的早いほうだと言えますし、目安であっても70時間の使用は十分かと。
バッテリー寿命が3年とのことですが、それまでに『iPad Pro 9.7』の方がダメになる可能性の方が高いかもしれませんので問題ないです。
マニュアルが英語表記のため、微妙に間違いがあるかもしれませんが、だいたいこんな感じだと思われます。
※マニュアルの件については後述します。
付属品は充電用のケーブルのみで、USB電源アダプタが別途必要です。
ELTDワイヤレスキーボードケース取り付けと初期設定
さっそく、『iPad Pro 9.7インチ』でELTDのワイヤレスキーボードケースを使ってみました。
余談ですが『iPad Pro 9.7インチ』は、以前ご紹介したフロントがひび割れまくりのアレです。
使用上は問題ありませんので、今も使い続けています。
『iPad Pro』は高額なので、動作に不具合がでるまではこのままです。苦笑
ELTDワイヤレスキーボードケースの取り付けですが、取り付けはカメラレンズやボタンの位置を合わせてはめ込むだけなのでとくに説明はなくても問題なしかと。
キーボードの電源は向かって右上に「OFF/ON」とありますので、こちらも迷うことはありません。
続いて『iPad Pro』との接続ですが、ワイヤレスキーボードになりますので、Bluetoothによるペアリングが必要です。
まず『iPad Pro」のBluetoothをオンにしておきます。
そして一番最初にBluetooth接続行うときのみ、キーボードの「Fn(ファンクション)」と「C」を同時に押して接続を開始します。
次に『iPad Pro』側で、<その他のデバイス>に「Bluetooth 3.0 keyboard」と表示されたらタップ。
その後<自分のデバイス>に「接続済み」と表示されればペアリング完了です。
2回目以降は、『iPad Pro」のBluetoothがオンになっている状態で、キーボードの電源を入れればすぐにつながります。
ELTDワイヤレスキーボードの使い方
ELTDワイヤレスキーボードの使い方ですが、主だったものをいくつかご紹介します。
文字入力についてはローマ字入力で、キーボードの入配列など、基本的にMacとかなり似ています。
ただ、「英数」「かな」といったキーはサイズの関係もあり省かれています。
文字入力以外の操作については、以下のような感じです。
いずれのキーも「Fn(ファンクションキー)」と同時押しで行う操作です。
`(ホーム画面に戻る)
1(ディスプレイの明るさを下げる)
2(ディスプレイの明るさを上げる)
3(検索機能を立ち上げる)
4(仮想キーボードの表示ON/OFF)
5(日本語、絵文字、英数字の切り替え)
6(楽曲を1つ前に戻す)
7 (楽曲の再生、一時停止)
8(楽曲を1つ先に進める)
9(ボリュームのON/OFF)
0(ボリュームを下げる)
-(ボリュームを上げる)
ざっくりこのような感じです。
ELTDワイヤレスキーボードケースの注意点
マニュアルが英語版のみ
ELTDのワイヤレスキーボードケースですが、マニュアルが英語版のみです。
そもそも海外製品が多いジャンルですが、日本語マニュアルも同梱されているケースが多いものですが、こちらの製品は英語版しか入ってません。
商品説明欄にとくにそのような記載はないので、届いてから格闘することになります。苦笑
ちなみに私はiPhoneアプリの「Google 翻訳』 を使いました。
このアプリなら、カメラを使ってリアルタイム翻訳ができるので、なんとか理解することができました。
先ほどの『iPad Pro』とのBluetooth接続設定も「Google 翻訳』によって確認しています。
カバーが重たい
ELTDワイヤレスキーボードケース、それなりに重量があります。
もちろんキーボードがついているので軽さを期待してはいけませんが、『iPad Pro』を取り付けた状態だと、軽量型のノートPCあたりとそれほど重量差はない印象。
キーボードが取り外せない
実は私が購入した時点では、マグネット式キーボードということで、カバーから取り外しできるとAmazonの商品説明に記載されていましたが、実際には取り外すことができませんでした。
販売元に問い合わせたところ、説明文を修正していないとのお詫びメールが届きました。
どうやら以前はこちらの製品はキーボードの取り外しが可能だったということのようです。
2019年1月15日現在、説明文は修正されていますが、なぜこれまで放置していたのか?
そこが残念なところでした。
ELTDワイヤレスキーボードケースのよかった点
Bluetooth接続が早い
キーボードの電源を入れた直後に『iPad Pro』とのBluetooth接続が2秒くらいで完了するので、接続時のストレスがまったくありません。
見た目がよい
性能や使い勝手とは直接関係ありませんが、見た目がいい感じです。
カバーやキーボードの質感は高級感がそれなりにあり、安っぽくないのは好印象。
Apple Pencilの収納ホルダー付き
Appleの純正ペンシル『Apple Pencil』を収納するホルダーがカバーについています。
『Apple Pencil』はケースが付属していない上にクリップもついていませんので、収納できるのは助かります。
ちなみに私は『Apple Pencil』はもっていません・・・。
キーボードの打鍵感がよい
ELTDワイヤレスキーボードケースは、キーボードの作りがしっかりしている印象です。
それもあってか、打鍵感がとてもいい感じです。(打鍵音も何気にグッド)
『iPad Pro 9.7インチ』であるため、キーボードのサイズが小さいこともあり、ボタンのサイズ的に使い始めはタイピングがやりにくいと感じました。
しかし慣れてしまえばあまり問題がないと思えるくらい<打鍵感>は良好だと言ってよいでしょう。
『ELTDワイヤレスキーボードケース』買ってよかった
今回、多数ある『iPad Pro9.7インチ』用のワイヤレスキーボードケースから「ELTD」を選びましたが、キーボードの取り外しができない点以外はおおむね満足です。
これよりも軽量化された製品もありますが、見た目も含め『ELTDワイヤレスキーボードケース』を選んでよかったと思います。
あとは『Apple Pencil』をどうするか悩みどころですが、現時点で自分の『iPad Pro』の使い方の場合、どうしても必要というわけではありませんので、おそらく購入しないと思います。苦笑
ひとまず『iPad Pro』でも文章作成を容易にできるような環境にできたのでOKです。
以上、iPad Pro9.7インチ用、『ELTDワイヤレスキーボードケース』を使ってみた感想でした!