私はアクション映画とサッカーを観るのが日常的な楽しみなのですが、テレビで観ているときにもうちょっと臨場感がほしいと思い、ホームシアターシステムを考えていました。
かといってあまり高価なものや場所をとるものは避けたかったため、今回選択したのがこちらです。
「JBL」といえば、これまでにiPhoneの充電を兼ねたスピーカー、Bluetoothスピーカー、そしてイヤホンと、色々とお世話になっているメーカー。
コスパの高いスピーカーメーカーとして知られる存在なので、今回も『JBL」を選びました。
『JBL BarStudio』という名のとおり、横長の棒状のスピーカーです。
一般的な臨場感の高い、「5.1ch」や「7.1ch」には遠く及ばない「2.0ch」という規格にはなりますが、あまりお金をかけないでそれなりの音がほしい自分にはちょうどよいかなと決めました。
『JBL Bar Studio』は、1年くらい前に発売された商品ではありますが、テレビの音より臨場感がアップするのか?
試してみた感想や製品の詳細などをご紹介します。
併せて、設置にあたって発生した問題と解決方法ついてもお伝えします。
目次
JBL Bar Studio 仕様と付属品について
まず『JBL Bar Studio』について簡単に仕様をご紹介します。
テレビ用のサウンドバーとして、「38mm径ツイーター」「50mm径ウーファー」2基ずつ搭載。
デュアルバスポートで低音を強調し、JBLらしいクリアなサウンドをオールインワンで実現したとのこと。
付属のリモコンでの操作によって、低音の強弱を選択する機能やサラウンド、そして夜間などには静かな住宅街で近隣から苦情対策として「夜間モード」も使用できます。(夜間、ご近所への配慮として音量を下げた場合に、音量を下げた際に高音域と低音域の強調を自動的に行うモードです)
テレビとの接続は、「HDMI ARC対応」とのことですが、ひと昔前のテレビだと使えない可能性が高いため、そのあたりにも配慮して「光デジタルケーブル」での接続にも対応しています。(我が家やまさにこの古いテレビに該当)
テレビとの接続以外にも、「Bluetooth」でスマホやタブレットなどとも接続が可能です。
さらに「USBポート」も装備しており、USBメモリーに入れた楽曲を再生することも。
付属品はとして下記のものが同梱されています。
小型のリモコン(電池付)
ACアダプター
電源ケーブル
光デジタルケーブル
3.5mmステレオミニプラブ付きオーディオケーブル
壁掛け用ブランケット(ネジ穴位置決め台紙付き)
日本語・多言語取り扱い説明書
保証書
※保証書と日本語取り扱い説明書のみ箱の外に貼り付けられていました。
『JBL Bar Studio』は、実売で1万円台半ばの価格帯ながら、接続方法や付属品なども幅広くカバーしている印象で好感が持てます。
JBL Bar Studioの設置方法
『BarStudio 2.0chホームシアターシステム』の設置については、壁掛けせずにテレビのそばに置く場合はテレビ台にそのまま設置でOKです。
本体サイズが、W614mm×H58mm×D86mmとなりますので、テレビ台に設置しているテレビの場合、テレビ前にそのまま置くことができる大きさになっています。
サーモスの水筒 と比べてみました。(わかりやすいようなわかりづらいよような)
最初に箱から出したときは、正直なところ想像したよりも大きく感じました。
我が家の場合は、そのままテレビ(32インチ)の前においたらこんな風になります。
まあ、ちょうどいいサイズ感ではありました。笑
JBL Bar Studioをテレビとつないでみる
さっそく『JBL Bar Studio』をテレビとつないでみました。
先ほどの仕様紹介でチラッとふれましたが、我が家のテレビは古いです。
ビクターの「LT-32LC205」っていう、2007年製造モデルになります。
ビクターのテレビって、今となっては中々お目にかかれない気がします・・・。
そもそもテレビってそう簡単に壊れないし、それなりのインチのものなら不満も中々出ませんので、結構長く使いうものなのかと。
実際、我が家のテレビはとくに不具合もなく11年目に突入してます。苦笑
なものですから、「HDMI ARC対応」に対応しているはずもなく、「光デジタルケーブル」での接続となります。
『BarStudio 2.0chホームシアターシステム』は、オールインワンがウリなので、接続もとても簡単。
テレビとBar Studio本体を光デジタルケーブルで接続し、電源ケーブル・ACアダプターをつなぐだけです。
あとは、本体、もしくはリモコンで電源オンしたら、リモコンで接続方法を選べばOKです。
今回は、光デジタルケーブルでの接続なため、リモコンの「OPTICAL」を選びます。
これで、テレビの音が『JBL Bar Studio』から流れてきます。
JBL Bar Studioの音はどう?
『JBL Bar Studio』から流れるテレビの音質についてですが、とりあえず観たのが、映画とかスポーツではなく、よくある情報番組でしたが、いつものテレビの音よりも臨場感は確かにアップしているのがわかります。
ただ、番組的に低音を強調したり、音に広がりがそこまで出るわけではありませんので、ちょっとわかり辛い。苦笑
ちなみにテレビの音を『JBL Bar Studio』で楽しむ場合は、テレビ自体の音量を消音かボリュームを0にしなければ両方の音が反響して聞きづらくなります。
ということでやっぱりアクション映画とかでないと音の変化がわかりづらいので、ブルーレイレコーダーで視聴してみることにします。
古いテレビはその他の機器でJBL Bar Studioから音が出ない?
いざブルーレイレコーダーに電源を入れ、テレビの出力先をレコーダーに切り替えた次の瞬間でした。
無音です・・・。
最初にテレビでは出ていた音が出ません。
『JBL ar Studio』から音が聞こえないです・・・。
映画を観ようとブルーレイレコーダーに切り替えたら、『JBL Bar Studio』から音が出てこないのです。
普段、当たり前のようにテレビのスピーカーでレコーダーに入れた映画のディスクで視聴していた感覚だったので、無音にショック。
でも製品レビューなどでは、光ケーブルでつないでいるユーザーが映画や音楽のディスクを楽しむ声も。
いや、そもそもこれで音でるはずだし。汗
ちなみに「Amazon Fire TV Stick」も確認してみましたが、こちらも無音・・・。
一応、メーカーのカスタマサポートへも問い合わせてみましたが、なんともモヤモヤした回答。
マジで困りました。汗
まさかの初期不良?って思いましたが、テレビの接続はOKで、Bluetoothも試しましたが、こちらも接続OK。
そこで、後日メーカーへ再度問い合わせてみることにしました。
古いテレビはオーディオケーブルでの接続を!
『JBL Bar Studio』との接続ですが、結論から申しますとブルーレイレコーダーなどでも利用したい場合、我が家のテレビの場合は「3.5mmステレオミニプラブ付きオーディオケーブル」の方を使わなければなりませんでした。
我が家の古いテレビは、光デジタルケーブルではテレビ以外の機器から音が出せないということです。
メーカーのカスタマサポートの方から、状況的に光デジタルケーブルは取り外し、オーディオケーブルでのみ接続をとの回答。
注意点として、光デジタルケーブルが繋がったままでオーディオケーブルを繋ぐのはNGとのことなんです。
あくまで我が家のビクターの古いテレビでの場合ですが、もし古いテレビをお使いで、テレビに繋がったレコーダーや「Amazon Fire TV Stick」が光デジタルケーブルで音が出ないならば、この接続方法となります。
JBL Bar Studioとテレビをオーディオケーブルで接続する方法
オーディオケーブルで『JBL Bar Studio』とテレビを接続する方法ですが、付属品の「3.5mmステレオミニプラブ付きオーディオケーブル」をテレビのヘッドフォン端子につなぎます。
そしてもう一方を『JBL Bar Studio』の「AUX-IN」へとつなぎます。
接続が完了したら『JBL Bar Studio』の電源を入れて、一番上のリモコン電源ボタンのすぐ下にある「AUX」を押します。
これで「ブルーレイレコーダー」や「「Amazon Fire TV Stick」も、『JBL Bar Studio』のスピーカーから音が出るようになります。
ただ、この場合はなぜか音がかなり小さいのでボリュームをそれなりに上げないといけない感じでした。(付属のリモコン、テレビのリモコン、どちらでも可)
実は、この接続自体も最初はつながらなかったりして、何度か挿し直したら問題なく音が出るようになりました。
一瞬、テレビのヘッフォン端子が調子悪いのかと思いましたが、手持ちのヘッドフォンではなんの問題もなかったので、『JBL Bar Studio』側の接触の可能性もありますが、どちらがどうとか判断しづらい状況です。
いずれにもして、これでアクション映画やスポーツ(DAZNで欧州サッカーとか)をテレビのスピーカー以外で楽しむことができます。
今回の教訓としては、人が変われば対応方法も変わるということですね。
<カスタマサポートあるある>と言えばそれまですが、担当者によってアドバイスが違うものですね。苦笑
もしこれで、無音とかの症状がでるようならば、そん時はテレビを買い替えなさいってことなのだと思います。苦笑
改めて『JBL Bar Studio』の音についての感想です
無事にテレビ以外の機器からも『JBL Bar Studio』で音が出るようになりましたので、改めてその音質について感想を。
映画を視聴した際の臨場感はテレビのスピーカーより確実にアップです。
さすがに「5.1ch」や「7.1ch」のような映画館みたいな臨場感はありませんが、低音や音の拡がりは向上するので、アクション映画とかだと違いをか実感できます。
近所迷惑にならないレベルで臨場感を出すにはよいスピーカーだと言って差し支えないかと。
ホント、買ってみてよかったです。笑
今後の映画観賞がより楽しめると思えるコスパの高い製品でした。
以上、『JBL Bar Studio 2.0chホームシアターシステム』を試してみた感想でした!