粉飾決算が明るみに出るなど、現在「破産手続き中」の旅行会社『てるみくらぶ』
とんでもない経営状態の中、この春入社予定だった内定者が58人もいたことには驚きましたが、内定された方々にとってみれば、まさに「青天の霹靂」の状況です。
出鼻をくじかれた格好なわけですから、あまりにも酷い話です。
そんな中、とある企業が「てるみくらぶ」の内定者を無条件で採用するという声が上がりました。
厚生労働省も、3月の終わり急遽「てるみくらぶ内定者向け相談室」を立ち上げるなどしました。
その結果、窓口には「てるみくらぶ」の内定者からではなく、行き場を突然失った58名の新社会人を採用したいと考えている企業からの問い合わせが殺到する事態となっているようです。
その数は、180社にも及ぶものだったそうで。
採用を希望する企業の中には、「てるみくらぶ」と同じく旅行会社も複数名乗りを上げているようですが、多くは中小企業、警備会社といったところだったとのこと。
なんでしょう・・・。
旅行会社で働くはずが、警備会社となると、いくら「助け舟」とはいえ、58人の新社会人の中には複雑な気持ちをもつものがいてもおかしくない気がしないでもありません。
採用希望の企業にはブラックもあるのでは？
この展開からどうしても想像してしまうのは、「てるみくらぶ」で働くはずだった58名が路頭に迷っているところにつけ込んで、あまりよろしくない労働条件で採用しようとするかもしれないということ（汗）
例えば、警備会社もそうかもしれないけど、外食関係など労働条件が決して良くない業界では、人手不足が深刻なケースが少ないない状態。
突然働き口を失って戸惑う若者を獲得に動く可能性はあって当たり前といえば当たり前。
本来、内定者の相談窓口に人材が欲しい企業側から問い合わせが殺到することからも、イヤな予感がしないほうが無理。。。
採用を希望する約180社の中に、一体どらくらいのブラック企業が入っているのか？
なんだか、そこが気になって仕方ないのです。
行き場を失った新社会人にとっては、とても難しい選択を迫られるケースも出そうな「てるみくらぶ問題」
58人の若者が、心機一転、新たなスタートを切れると良いのですが。
安倍政権が数字でごまかす有効求人倍率のウソ
今回の「てるみくらぶ」の破産によって今春の内定者58人が行き場を失い、多くの企業がそこに救いの手を差し伸べたこの状況に、改めて「安倍政権」が声高らかに掲げる有効求人倍率の上昇に隠されたウソがやっぱりきになるところです。
確かに企業の求人は増加傾向で数字の上では有効求人倍率が上がったとなるのでしょう。
でも、その実情はとなると、非正規や低賃金での長時間労働を希望する企業が増加しているという現実あることを、安倍総理は一切口にしていないはず・・・。
特に地方では、ブラックな中小企業は今もって大量にあるわけですから（汗）
人件費という最もコストがかかるところを多くの企業は下げたい訳ですから、非正規での採用を望むケースはさらに増えるのではないでしょうか。
そもそも、いくら企業の求人が増えても、採用したい企業の業種が労働する側にとって働きたいと思う場所かどうかという問題があるため、求人は増えても、働き手がそこを希望しなければ何も変わっていないということとも言えます。
仕事を選ぶという立ち位置を批判する方もいるとは思いますが、やりたくないことをかろうじて生活できる賃金で続けたいと思う人ばかりではないのが実情です。
有効求人倍率が上がっても採用する側と働く側のミスマッチもアップしているままでは、本当の意味で雇用の改善とはならないはずです。
数字のマジックで国民を欺く「安倍政権」
それにくらべれば、森友問題なんぞ可愛いものなのかもしれない（苦笑）
なんか、久ぶりに真面目な話をしてしまいました・・・。
なので、ちょっといつも通りのことも少しだけ（笑）
マクドナルドの新しいレギュラーメニューとして登場した、「グランシリーズ」
期間限定ではなくレギュラーメニューということで、なんだか気になったので、早速食べてみました。
今回は、シリーズ３商品の中で100円高い「グラン クラブハウス」にしました。
写真と実物は一致しないと思っていましたが、思ったよりも厚みのある感じでした（汗）
味的にはビックマックに近い感じでしょうか。
また食べたいかと言われれば、他のバーガーでもいいのかなというのが正直な感想です。
といいながらも、忘れたころにまた注文しそうですが、そもそも普段あまりマクドナルドに行くことがないので、そんな私の意見はマクドナルドファンの方には参考にならないと思われます。。。苦笑
