3月中旬にAppleから発表された動画作成アプリ『Clips』
4月上旬あたりに配信が開始されると報道されていましたが、日本時間の4月7日に公開されました。
直感的に動画制作をiPhone上で行える作りになっているみたいで、「ライブタイトル」という機能を使うと、音声入力によるテロップの挿入などもでき、インスタ風のフィルター加工など、ClipsはSNSへの投稿を意識したイマドキな動画作成アプリといった感じでしょうか。
Appleのアプリなので、当然?無料であり、しかもアプリ内課金もない仕様となっているようです。
ちょっと気になっていたアプリだけに、早速ダウンロードしようとしたところ・・・・・
「このアプリケーションには iOS10.3が必要です。」
と警告がでました・・・。
そういえばそんな仕様だったことを思い出しました。
ということで、iOS10.3がファイルシステムの変更があるということもあって、暫く静観してからアップデートするつもりでしたが、Clipsのために「iOS10.3」にすることにしました。
目次
iOS10.3へのアップデートにあたってやるべきこと
iOS10.3公開にあたって大きな話題となったのが、ファイルシステムの変更。
Appleにとって、実に20年ぶりとか。
そのため、多くのメディアがアップデート中のトラブルに備えるよう注意勧告するという事態となりましたが、ネットで見てみるとそれほど大きなトラブル続出という感じはなかったように思います。
一番気になったのは、Amazonのアプリ「Kindle」が起動しなくなったということかも(汗)
と言いながらも個人的にはiPhoneの方ではKindleアプリは使用していないので、何はともあれ「Clips」を試してみるために「iOS10.3」にアップデートします。(iPadはKindle使ってますので止めときます)
アップデートにあたって、リスクを抑えるためにやるべき基本的なことは2つかと思います。
先ほども申しましたようにファイルシステムの変更のことがありますので、不意なトラブルをできるだけ避けるためにやるべきことはこれだけです。
①iPhoneのバックアップ(パソコンoriCloud)
②パソコンに接続してiTunes経由でアップデートをする
当たり前的なこの2つとなります。
とはいえ、iPhoneユーザーの中にはパソコンを所有していないという方も少なくないと思いますので、その場合はiCloudへのバックアップだけは必須ということになります。
怖いのは、「あれ?なんかアップデートきてる、やっとこうかな・・・」
といった感じで、いきなり「iOS10.3」にへのアップデートを始めてしまうことだと思われますので、まだこれからアップデートをされる予定の方はご注意ください。
なお、iTunes経由での「iOS10.3」へのアップデートの場合、事前にiTunesのバージョンを「12.6」へとアップデートする必要があります。
基本を守って「iOS10.3」というか「10.3.1」に無事アップデート完了
ということで、メインPCであるiMacへiPhoneをつなぎバックアップを取り「iOS10.3」へとアップデートしていくことにしましたが、現在は、セキュリティやバグ修正といったことにより「iOS10.3.1」が公開されています。
最初の画面こそ「10.3」ですが、アップデート内容の説明画面では、「10.3.1」になっています。
そして、実際にiTunes経由でのダウウロードからアップデートを行った際にかかった時間ですが、30分弱といったところでした。
iOSのアップデート完了直後には、「キャリア設定のアップデート」の案内も出ましたので、こちらも行っておきます。
こちらは、1秒で完了(苦笑)
iOSのアップデートなので、各キャリアの情報も更新がかかったのでしょう。
特に何事もなく、無事「iOS10.3.1」となりましたが、自分が真っ先に行ったのは、iCloudのバックアップする対象のところです。
基本、「写真」については、iCloudにはバックアップしないようにしています。
ハリウッドセレブのような事件を避けるために・・・汗
iOSがアップデートされたことで、そこのオフ設定がオンになっていないか心配だったからです。
と、ここで「iOS10.3」による分かりやすい変化を目の当たりにします。
iPhoneの設定の中に入ると、これまでと明らかな変化がありました。
設定の一番上にユーザー名があり、そこをタップすると「iCloud」の設定ができるようになっています。
ちょっとだけiCloudの設定へのアクセスが早くなりました(苦笑)
無事、写真の項目はオフのままでしたので、あとは使いながら実感できるような変化があるのはそれとなく見ていきたいと思います。
iOS10.3になったのでAppleの「Clips」をダウンロードしてみました
晴れてApp StoreよりAppleの動画作成アプリ『Clips』を入手できるようになりましたので、早速ダウウロードしてみました。
ちょっと気になったのは、『Clips』のアイコンが、『FaceTime』と激似なところです。
微妙(苦笑)
それはさておき、『Clips』を起動すると、最初にアプリの紹介動画があります。
「はじめよう」をタップするとすぐにアプリのメイン画面へと切り替わります。
とりあえず、気になっていた「ライブタイトル」という機能を試してみました。
「長押しで録画」のボタンをタップしたままiPhoneに向かって話せば、その言葉が画面上へと入力されていきます。
こんな感じで。
もうちょっと長めに話しかけても、その精度は中々のものでした。
このあたりは、これまでのAppleの音声入力のノウハウが『Clips』にしっかり活かされているということなのでしょう。
といった感じで、話が長くなりましたので、もうちょっと触ってみてからまた改めて取り上げたいと思います。
以上、『Clips』ダウンロードしてみたくて「iOS10.3」アップデートしたお話でした(笑)