超のつく有名グルメサイト「食べログ」の有名レビュアーであった、「うどんが主食」という方が高評価をつけた店舗から接待を受けていると「週刊文春」が報じたというニュースを見かけました。
正直なところ、今時は驚きもなにもない話にも思えます。
そもそも食べログの評価システム自体が透明性が高い訳ではなく、匿名なのでいかようにもなると言ってしまえばそれまでです・・・。
ただ、実名ではないとは言え、それなりに食べログ上でハンドルネームながら名が通っている方のレビューとなれば、期待してお店に向かう方も少なくないはず。
今回の「うどんが主食」さんの場合、本の出版やカップ麺の商品開発まで行っている方ですから尚更その影響力は大きいです。
それが文春砲によって、お店から接待を受けているとなると話は変わります。
もしお店側から接待と思われるような「対価」が目的とされるような飲食の場合は、食べログでは投稿してはならない事になっています。
仮に無料で招待されたり、レセプションのようなものであれば、「通常利用外口コミ」として投稿する必要があると食べログの規約には記載されています。
今回の「うどんが主食」さんの文春報道が事実であるならば、「接待」もしくは「無料招待」に該当するのは間違いないでしょう。
食べログの投稿自体に手心があったか否かは不明ですが、見ている人の心象に影響はあるかもしれませんね。
自分が食べログを見るときに参考にすること
お店選びをする際に、自分が食べログをチェックするとしたら、見る情報はほぼ決まっています。
お店のHPやFacebookとかが存在しない場合に、営業時間や定休日、そして確認できればメニューです。
そのあたりを見ながら、画像で店内の様子も伺いしれますので、味についての口コミ情報はあまり見ません。
理由は単純で、味の好みは人それぞれだから。
人間というのは、地球上で暮らす生き物の中で食に関しては間違いなくたくさんの種類を口にする生き物です。
好みや味覚も人それぞれ。
例えば、自分の場合は生魚が基本アウトです。
そのため、新鮮な刺身が売りの和なお店には滅多なことでは行きません。
だから寿司屋は回転寿司チェーンのみ。(くら寿司メイン・・・汗)
そんな感じですから、いくら口コミで美味いが並んでも、高級寿司店とかに行くことはないです。
あくまで自分が食べたいと思ったもの(食べれるもの)気になるものがあるお店の基本情報をチェックするために食べログを利用することがあるという感じです。
バカ舌かもしれないけど自分が美味いと思えばそれでOK
そんな感じですから、自分の舌はかなり偏っているかもしれません・・・。
でも、不味いものを美味いとは言えませんし、判断に困ったら一切ブログでも取り上げません。
自分が実際に口にしてみて美味いと思ったら正直に書き、美味くなかったらそれなりに感想を書きます。苦笑
食べログでも正直なレビューを投稿されている方がたくさんいらっしゃると思いますが、一部の方の手心あるレビューのせいで、こういった口コミサイト自体の信頼度は著しく落ちていくのかもしれません。
しかし、そもそもが個人の主観で投稿されるものなので、賛否があって当たり前なのでしょうし、結果的にそこに怪しい投稿が混じっているというか・・・。
有名レビュアーとかになるとそういうところが難しくなるのでしょうね。
でも、その上で結局は自分の舌や感覚でお店の良し悪しは判断するので、食べログの星には現れない結果が実際のお店の方に出るはずです。
食べログも基本的にビジネスですから、まあ色々あるとは思いますが(苦笑)信頼性という面では、その存在意義がちょっとずつ揺らいでいるのかもしれません。
今回の報道を見て改めて思うのは、匿名(HNなど)とは言え、グルメが高じて有名になって影響力を持つというのも考えものという事ですね。
お金が絡めば色々な利害関係が発生するので、今後もこういう話は止まらないのでしょうね。
ホント…..無名で良かった。笑