文具メーカーの大手「キングジム」が11月に入り、本気なのかふざけているのか(苦笑)
なんともシュールなアイデア商品を市場に投入するべく準備進めており、実際にどのアイテムが商品化されるのか、ユーザーに当ててもらおうという「7つのボツと1つリアルキャンペーン」を、TwitterやFacebookにて行っています。
全8アイテムの中で、商品化されるのは僅か1点。
残りの7作品はボツだそうです。。。
実際、ボツになっても致し方ないものがあるのは事実ですが(汗)
キングジムが本気でふざけて商品開発を行う、活気のある企業だというのは十分に伝わります。
でも、そういうゆるい感じもあっていいと思います。
会議室でしかめっ面して何時間会議したって、良いアイデアなんぞ生まれませんので。
キングジムの7つのボツ作品と1つ商品化作品、そのラインナップ
今回のキングジムの「7つのボツと1つのリアルキャンペーン」
エントリーされているのは、以下のアイデア商品です。
①時計付きメモ「トキメモ」
ふせん紙の中に時計が収まっています。
②安心してください、撮れてますよ「壁ドン自撮り棒」
あっても困る?一体どこで使いどこに保管すれば・・・。
③アップリケ製作機「アプラ」
母のクリエイティビティアップ?タッチパネル操作でアップリケを作成。
④超極小ノート「CHOT NOTE」
親指サイズのノート。秘密のやり取りに・・・「筆ペンだと2文字が限界」
⑤熱気球型メッセンジャー「トドケール」
気球でメモを届ける。メールは素っ気ないし直接届けるのは面倒な人向け?
⑥傘立てに取り付けできる「折りたたみ傘のカサ立て」
折りたたみ傘専用の傘立て。そのままです。
⑦スマホ液晶保護シート「メクレール」
複数枚の保護シートが一体化されていて、傷んだら剥がせば新しいシートに。
厚みは大丈夫?
⑧「机の上の掃除箱」
ほうきでキーボードのホコリ、モップで液晶をキレイに。バケツは朱肉になってます・・・
といったランナップですが、本当にふざけすぎな気がしないでもないアイデア商品がありますが、考えた方は真面目に面白いものを製作していると思われます。
こういうことが許される企業は、結果的にユーザーに受け入れられる商品も出せるのだと思います。
真面目にふざけるって悪いことなんかではなく、作り手が楽しくないものは市場にも受け入れられないというか、良い物を作ったから売れる訳ではないのは、もう誰も疑いようのないことです。
日本の企業には古くからその精神があり、技術はあるのに海外製品に苦虫をかみつぶすような状況が増えてしまった昨今。
キングジムのようなゆるさというか、しなやかさといっても良いのかもしれませんが、こういった事の積み重ねが一つのヒット作品を生み出すのだと改めて感じました。
ちなみに、個人的には熱気球の「トドケール」が気になりますが、おそらくこれはボツになったアイデアのような気がします・・・。
果たしてこの中で、キングジムが本当に商品化され発売するのは一体どの作品なのでしょう?
キャンペーンは、11月2日(月)から11月22日(月)まで開催されます。
発売される商品を予想するキャンペーンに参加するには、TwitterかFacebookのアカウントがあればOKです。
もしかしたら、得票によっては、ボツアイデアが採用に繋がるかもしれませんね(苦笑)
キングジムの「7つののボツと1つリアルキャンペーン」の詳細はこちらからどうぞ。
※本記事内、画像引用元もキングジムキャンペーンページとなります。