世界的に拡がるランサムウェア、『でも大丈夫、焦らないで!」と思う

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確か、一昨年あたりからだったでしょうか?

チラホラと「身代金要求型ウイルス」ランサムウェアの被害が増加して大きくとりあげられるようになったのは。

そんなランサムウェアがここ最近になって世界中で感染が拡大していることで、国内でもかなり大きくメディアで取り上げられています。

そもそもは、10年以上前にその原型となるウイルスが登場したtも言われているようです。

世界的にみても、まだ日本ではそれほど目立って被害が拡大しているという様子はないようですが、テレビなどでの報道もあって、お客さんのところに仕事で伺うと、かなりの確率でランサムウェアの話題が出てきます。

実際、日本ではこれから少なからずランサムウェアの感染報告が、企業を中心に増加するのは避けれらないのかもしれません。

とはいえ、加熱する報道ほど、ピリピリしなくても良いタイプのウイルスというのが正直な感想ではあったりします(苦笑)

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今更ながら、改めてランサムウェアとは?

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ランサムウェアについては、これだけメディアで報じられているので今更紹介というものでもないのかもしれませんが、念のためおさらいとして。

ランサムウェアとは、一言で言えば「パソコン使いたいなら金をくれ!」というウイルスになります。

パソコンの画面をロックしたり、画像や文書ファイルなどを開かないようにしたりといった状態にした上で、「元に戻したいならお金を頂戴!」という流れがランサムウェア(身代金要求型ウイルス)になります。

ランサムウェアという名称は、そもそも造語であり、「身代金(Ransom)」「ソフトウェア(Software)」を掛け合わせたものになります。

言わば「脅迫」されちゃう状態なわけですから、いつも通り操作しているパソコンが突然操作不能になったりして焦っているところに、元に戻したければ金をくれとメッセージが出てくればさらにパニックになるのも無理のない話です・・・。

だからつい要求に応じてしまうケースが後を絶たないため、ランサムウェアがビジネスになってしまうという状況に。

でも、焦るなって方が無理な話ではありますよね。

こういう人間心理を突くウイルスは本当に腹が立ちます。

もし、自分のPCがランサムウェアの被害にあった場合、何はともあれお金は絶対に払わないということ。

そもそも、お金を払ったからといって元に戻る保証はないのですから・・・。

基本的には、一度ランサムウェアに感染したら、そのパソコンは「初期化

そうしたほうがいいです。

買った時の状態に戻すことになるので、面倒といえば面倒ですが、初期化が一番余計なお金を使わないベストな選択です。

専門の業者さんとかに依頼することで、初期化は避けられるかもしれませんが、その分費用はかかりますから。

腹をくくって初期化がおすすめです。

そのためにも、普段からPC本体以外にバックアップはきちんと取っておくことが重要ですが、取引先の方とかに話を改めて聞いてみると、PC本体にしかデータがないとか案外多いものです(汗)

ランサムウェアに限らず、パソコンのハードディスクそのものがいつ壊れるかわからない消耗品である以上、外部へのバックアップは必須です。

「後悔先に立たず」

やはりそういうことだと思います。

ランサムウェアのほとんどが、現状Windowsを対象にしていますが、AndroidOSや、当然のことながらMacやiPhoneだって少なからず危険はあります。

予防がもちろん重要ですが、リスク管理として外部へのデータバックアップは絶対にやっておきましょう。

Macの場合、「Time Machine」があるのが本当に便利(笑)

PC内のデータをまるごと自動でバックアップしてくれるというのが、これほど便利であると初期化のたびに実感します。

ランサムウェアに感染しないようにできるかぎりの予防対策をしておくのがベストですが、運悪く感染した場合は、速やかに初期化できるよう、データのバックアップはしっかりとりまくりましょう。

ランサムウェアに感染しないためにやるべきこと

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めんどくさいので出来れば感染したくないランサムウェアですが、感染しないために注意しておくべきことは意外とシンプルです。

100%ではないものの、ランサムウェアに感染する経路はほとんどメールの添付ファイルです。

リンクURL経由というケースもありますが、ほとんどがメールの添付ファイルというのが実情。

そのため、注意すべきことは「添付ファイルをむやみに開かない」ということになります。

様々なメディアでもなんども報じられているようにそこがなんといっても重要になります。

それでなくても近頃の迷惑メールは大手企業を装ったり、取引先や知り合いからと思わせるようなメールが増加中。

仕事の関係であれば、「見積書」や「請求書」といった書類を装ったものもよく目にします。

そのため、発信元の情報やメール本文におかしな点がないか(日本語が変だったりする)を必ずチェック。

ちょっとでも怪しければ、その添付ファイルは開かないのが自己防衛としてできることです。

それ以外には、OSとセキュリティソフトを最新の状態に保つこと。

そもそも、今年の3月にはマイクロソフトがWindowsの脆弱性を攻撃するランサムウェアへの対策として定義ファイルを公開済みですから、普段からWindowsUpdateを行なっていればあまり心配はいらなかったりします。

セキュリティソフトに至っては、普通にネットに繋がっていれば常に最新の状態に保たれているはずですから、なんだかんだいっても、添付ファイルの扱いが一番ポイントではないかと。

これだけ色々なところでランサムウェアの情報が出ていますので、感染するほうが難しいのではないかと思ってしまいますが、そこは人間のすること。

絶対はないだけに、くれぐれもこれまでの内容を踏まえご注意ください。

こうしてみると、ランサムウェアって報道されているほど焦せらなくても大丈夫だって思えますよね。

と、自分は思っています(笑)

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