島根県出雲市にある『アルファー食品』という会社が販売している「アルファ化米」なるものを仕事の方でお世話になっている取引先の方から頂きましたので、実際に調理するところから実食までをご紹介してみたいと思います。
ただ、調理とは言っても、炊飯器にセットして炊くだけなので、手間らしい手間は皆無となるのがポイントです。
こちらの会社では、備蓄用商品も色々と取り揃えていらっしゃるようで、自治体や福祉施設を始め様々なところから利用されているみたいです。
非常食に強い会社さんということもあり、今回ご紹介する「山菜おこわ・赤飯・梅じゃこ」の種類のアルファ化米も基本は炊飯器が推奨されていますが、非常時には鍋やフライパンでも炊いて手軽に食べられます。(水と火は必須です)
ということで、出雲の『アルファー食品』のアルファ化米のうち、おいしい出雲便りシリーズ?「山菜おこわ」「赤飯」「梅とじゃこ」についてご紹介していきます。
アルファ化米のギフトセットの内容
今回、ご紹介する「アルファ化米」は、ギフト用のセットになります。
専用の箱に入れられていますが、開封すると「おいしい出雲便り」とあり、非常食としてだけでなく贈り物としてのニーズもあるお米なのが伺えます。
箱には2列に商品が並んでいますが、実際には、一番したに「赤飯」が2個並んでおり、「山菜おこわ」と「梅とじゃこのご飯」と併せて3種類あります。(計6個です)
箱から全部取り出しますとこのような感じです。
1箱あたりの米の量は、商品によって微妙に違うようで、赤飯では1.7合入っており、2〜3人前が目安となっていますが、梅じゃこだと2人前と断言されていたりします。笑
このあたりは、具材との兼ね合いで米の量が調整されているのかもしれません。
ということで、改めて一つずつご紹介しますと・・・
『山菜おこわ』
『梅とじゃこのご飯』
『丹波大納言小豆の赤飯』
以上となります。
それでは、早速順番に炊いていきたいと思います。
アルファー化米の炊き方「梅とじゃこのご飯」編
まずは、山菜おこわと赤飯のもち米系に先立ち『梅とじゃこのご飯』から始めたいと思います。
こちらの内容物はこのような感じです。
お米と、梅、じゃこになります。
余談ですが、『梅とじゃこのご飯』は数量限定販売(1000箱限定)のようで、このブログでご紹介している時点で、販売元のアルファー食品の在庫はほとんど無いかもしれません。苦笑
そして作り方は、箱の裏側に記載されていますが、その手順からは迷うようなことはない印象です。
基本的な順番としては、まず炊飯器に水とじゃこ具を入れます。
そのあとすぐにアルファ化米を入れて軽くかき混ぜます。
箱にも記載されていますが、アルファ化米をいれるときにの注意点としては、袋に入っている「脱酸素剤」を取り除くことを忘れないようにすることです。
自分は、調理工程の手軽さからその注意書きを見逃していましたが、炊飯器にアルファ化米をいれる時に脱酸素剤が見えたので気がつきました。
米の中の方に入っていて見えないと、ついそのまま一緒に炊きかねないのでここは注意が必要となります。
アルファ化米は、「無洗米」なので研ぐ洗いする必要はないのは言うまでもないかもしれませんが、一応言ってみました。
米を入れたらあとは炊きます。
ここでもう一つ注意点ですが、アルファ化米は、炊飯器の場合、メーカーによって表現は違いますが「早炊き」「急速」の設定を行う必要があります。
炊飯のスイッチを押す前に、そちらの設定を行います。
と、ここでもまた見落としてしまった雑な私は、早炊き設定を忘れて普通に炊いてしまいました。
そんなミスはありましたが、ひとまず無事に炊きあがった『梅とじゃこのご飯』
最後に梅の具材を混ぜ合わせて完成です。
すぐに食べてもいいのですが、梅具を混ぜてから10分程度蒸らすとさらに美味しいとのことです。
自分の場合は、早炊き設定を忘れて炊き上がり時間が長くなったこともあり、我慢できずにすぐいただきました。笑
梅のカリカリ感がナイスアクセントで、じゃこもしっかり感じられます。
まさに夏向きのご飯といった感じで、普通に美味い。
せっかくなので、海苔を巻いておにぎりにもしました。
これがまたさらに美味い。笑
梅とじゃこ、そこに海苔が加われば無敵なのは当たり前ですね。
『梅とじゃこのご飯』気に入りました。
山菜おこわ編
続いて、『山菜おこわ』です。
アルファ化米と一緒に入っている具材は、「山菜おこわのもと」になります。
こちらもまずは水を入れます。
そして「山菜おこわのもと」を投入。
それからアルファ化米を入れます。
梅じゃこと同様に軽くかき混ぜたら炊飯器を早炊き(急速)にセットします。
今度は忘れません。笑
しばし待つ事・・・
こんな感じで炊き上がりました。
お茶碗によそってみます。
山菜の量は多からず、かといって少なからずといった感じでバランス良く入っていました。
一度にお米ばかりたくさん食べられないので、こちらもおにぎりにしておきました。
丹波大納言小豆の赤飯編
そして最後に赤飯です。
『丹波大納言小豆の赤飯』
こちらは、アルファ化米は「赤飯用」ということで、すでに赤く色づいた状態のものが入っています。
そして、小豆とごま塩です。
まずは、他の商品と同じく水、そして小豆を投入します。
小豆は、袋の中で固まりになっていることがあるので、ほぐしてやる必要があります。
そして赤飯用のアルファ化米を投入し軽く混ぜます。
これで炊飯器にセットして早炊きです。
炊き上がりはこんな感じで、小豆も結構入っているのがわかります。
お茶碗によそって、付属のごま塩を投入。
見事なまでに赤飯。
もち米のモチモチ感、味ともに王道の赤飯といった感じです。
赤飯と山菜おこわに関しては、すぐに食べずにちょっと蒸らしてからの方がより美味しいかもしれません。
もち米の口当たりがその方が良い気がしますので。
といった感じで、長々とお伝えしてきましたが、『アルファー食品』の非常食にもなるアルファ化米は普通に美味いお米でした。
「山菜おこわ・赤飯・梅じゃこ」を今回は食べてみましたが、これらも当然ながら非常用として備蓄しておくことは可能ではありますが、備蓄専用ではないので5年とかの長期間保存はできません。
目安として1年くらいで入れ替えるのであればそういう用途もありです。
なので、あくまで普段の食事として食べるのがやっぱり正解です。
アルファー食品の備蓄用食として発売されているお米であれば、5年の長期保存ができて、しかも炊飯器いらずでお湯や水を注ぐだけでご飯が食べられるので、やはりそこは専用のものがいいですね。
その場合は、こちらの色々な味が楽しめるものが良さそうです。
今回のアルファ化米の味からいくと、こちらの会社の備蓄用の米は我が家に常備しておきたい非常食と言ってよさそうです。
以上、出雲市の『アルファー食品』から販売されている「アルファ化米」のギフトをいただいたのでがっつり食べてみたお話でした!