吹替の帝王シリーズ第14弾『ポセイドンアドベンチャー』の特典とか色々と惜しかった話

【PR】

fukikaenoteiou_dai14dan_1

海洋パニック映画の名作ポセイドンアドベンチャー(1972年製作)が、20世紀フォックスの「吹替の帝王シリーズ」の第14弾として登場しました。

46年の時を経ても、根強いファンの多い名作の一つだと言ってよい映画ですが、こういった昔の作品は地上波ではすっかり放送されることがなくなりましたね。

『ポセイドンアドベンチャー』は、子供の頃に観たときのインパクトが強く、いまでも印象が強く残っている作品。

ジブリやハリーポッターばかりでなく、こういった名作をもっと放送してほしいものですが、色々と事情があるのでしょう。苦笑

吹替の帝王シリーズ」では、そんな昔懐かしい当時の吹替版を複数収録しているのがウリ。

今回の『ポセイドンアドベンチャー』では、TBS 『月曜ロードショー』、日本テレビ 『水曜ロードショー』テレビ朝日 『日曜洋画劇場』(WOWOW『土曜吹替劇場』)、LD版、BS-TBS版の5パターンの吹替が収録されています。

日テレのロードショーといえば、現在は金曜放送ですが、1985年までは水曜が放送枠でした。

なんとも豪華な吹替版ですが、その他の特典とか色々と惜しい感じでした。

吹替の帝王『ポセイドンアドベンチャー』の特典

fukikaenoteiou_dai14dan_2

2018年11月3日に、吹替の帝王シリーズの第14弾としてラインナップに加わった『ポセイドンアドベンチャー』ですが、吹替については文句なしです。

まず「水曜ロードショー版」で視聴しましたが、一部吹替がないということはあるものの、あの頃の匂いがする味わい深い吹替は、今観ても普通に楽しめます。

ただこういった特別なパッケージで発売されただけに、特典など色々と惜しい感じが目立ってしまいました。

まず、吹替の帝王『ポセイドンアドベンチャー』の商品構成ですが、以下のような感じです。

fukikaenoteiou_dai14dan_3

吹替の帝王といえば、同梱特典として、当時の「吹替台本」を復刻(縮刷版)したものと「吹替の帝王インタビュー集」がついてくるのがお約束。

今回の『ポセイドンアドベンチャー』では、テレ朝の日曜洋画劇場版が同梱されています。

こちらについては、できれば「水曜ロードショー」か「月曜ロードショー」版もつけてほしかった。苦笑

事情があってのことだとは思いますが、「吹替の帝王シリーズ」で以前発売された、「コマンドー」や「猿の惑星」など、複数の台本が同梱されていただけに、ちょっと寂しい気がしました。

映像特典は一切なし!まさかのアレもなしだった

fukikaenoteiou_dai14dan_5

そして台本以上に残念だったのは、映像特典が一切ないことです。

どうやら、あくまで吹替にマトを絞った商品のようで、メイキングやNG集的な映像特典は一切入っていません・・・。

そのため映像特典を観るためには、過去に発売されたDVD版の「ポセイドン・アドベンチャー コレクターズ・エディション」でなければなりません。

実は、「コレクターズ・エディション」に収録されている映像特典は、何気に豪華。

監督やキャストによる音声解説はもちろん、本編と連動した<脱出ルートを検証>や撮影の舞台裏、メイキング・オブ・『ポセイドン・アドベンチャー』などなど、特典充実してます。

先ほど取り上げた、「コマンドー」や「猿の惑星」では、映像特典も充実していただけに、『ポセイドンアドベンチャー』では本編のみ収録というのが寂しいです。

結果的に、DVD版「コレクターズ・エディション」が手放せません。苦笑

ちなみに映像関連でないもとのとして、実は意外なものが入ってません。

それは、「メインメニュー」です。

DVDやBlu-rayなどのソフトでは当たり前のようにある「メインメニュー」がありませんでした。

ディスクを再生すると本編が再生され、音声と字幕のオンオフを選択する画面は出せますが、メニューがないため、チャプターを選択といったこともできません。

いくら映像特典がないとはいえ、メインメニューまで入っていないとは思いませんでした。汗

メニュー画面も、一つの演出として楽しい作品も多いだけに、そもそも入っていないのは衝撃でした。

こればっかりは諸事情では済まされないというか、びっくりです。

本当、なぜなのでしょう。

作品そのものが素晴らしいのが救いですが、なんとかならなかったのでしょうか。

といった感じで、吹替の帝王シリーズに加わった『ポセイドンアドベンチャー』でしたが、吹替の帝王という看板が大前提ではありますが、限定版として登場しただけに特典関係の物足りなさは気になるところでした。

でもきっと、あれもこれも入った限定版が公開50周年とかそのあたりで出るような気がします。

ブツブツと言いながらも、またその時も買ってしまうのでしょうね。苦笑

冒頭でもお伝えしたように、作品そのものは何年経っても色褪せることない名作だけに、次回こそ究極の『ポセイドンアドベンチャー』を実現してほしいと願います。

以上、2018年11月3日発売、吹替の帝王シリーズ第14弾『ポセイドンアドベンチャーの特典とかについての感想でした!

スポンサーリンク
スポンサーリンク