ニコンD7100のイメージセンサークリーニングをペンタ棒でやってみた。

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突然ですが、私が今使っているカメラはニコンの「D7100」です。  

自分にとっては結構大きな買い物だったのですが、とても気に入っています。

そんな愛機、D7100で最近撮影した写真にボヤッとした黒ずんだ丸い形が写真の中央付近を中心に複数映っていることに気がつきました。

イメージセンサーにゴミ、ホコリといったものが付着しているのは明らかでした。

D7100は1年半くらい前に購入したのですが、イメージセンサーのトラブルは、実は今回初めてでした。

そもそもレンズ交換式である以上避けられないのは分かっていましたが、この1年半目立ったトラブルがなかったのでそれなりにヘコみました(苦笑)

ただ、思い当たる点として、数日前に天気は良かったのですが、それなりに強風が吹く中で、風を受けざる得ない場面でレンズ交換を数回したことです。

しかし「後の祭り」というやつですね・・・。

何れにしてもこのままという訳にもいかず、イメージセンサーのクリーニングが必要となりました。

とは言え、田舎なのでニコンのサービスセンターはありません・・・。

かすかな望みをもちつつ電話した某カメラ店も、店舗ではクリーニング対応は行っておらず、メーカー送りになるとの返事。

でもそうなると、2〜3週間くらいD7100は帰ってこないようです。

タイミング的にちょっとそれはよろしく無かったため、一応、自分ですぐに出来る事として、D7100のセッティングメニューから「イメージセンサークリーニング」は行いましたが全く変化なし(汗)

 それ以前に、もちろんブロアーでの清掃は行っていますが、この2つの対応ではどうにもなりませんでした。。。

こうなると、一刻も早く問題を解決するには自分でクリーニングするしかないと思いましたが、もし失敗したら結局はニコンで修理対応となり、数千円で済むはずの費用が数万円はかかるみたいです。

※サービスセンターに直接持ち込めれば、1,000円か2,000円らしいです。

某カメラ店経由でニコンのサービスセンターに送ってもらうと、4,000円〜5,000円くらいになるという話を聞いていました。

自分でクリーニングするのは怖い、でもサービスセンターに送るは避けたい。

無茶苦茶な言い分です(苦笑)   暫く悩んだ挙句、ともかく自分でまずはなんとかしてみようと決断しました。

そこで、自分でイメージセンサーのクリーニングが出来るキットなどをチェックすると、ニコン純正品だと、8,000円くらいします。

カメラ販売店経由のメーカー対応2回分で、プロ用のキットが購入できます。

いやそうだとしても失敗したときの購入リスクとしては高い気がする(汗)

そこで、念のため他メーカーもチェックすると、ペンタックスのイメージセンサークリーニングキットが3,000円を切る価格で販売されており目に留まりました。

メーカーは違えど、レビューなどを見るとニコンのカメラで使用している人もいます。

使い方も特に難しいこともないようなので、今回は別メーカーではありますが、ペンタックスのクリーニングキットを使ってみることにしました。  

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ペンタックスのイメージセンサークリーニングで活躍している「ペンタ棒」を試す

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ペンタックスのイメージセンサークリーニングキットは、実際にメーカーのサービスマンも使っているものだそうです。  

通称「ペンタ棒」と言われるもので、「O-ICK1」という商品です。   ペンタ棒の先は、特殊なウレタンゴムになっていて、このゴムの粘着力でセンサーのゴミを吸着します。  

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そして、ペンタ棒についた異物を付属のクリーニングシートに押し当てることで、シートに異物がくっつくというシンプルな仕組みです。  

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何はともあれ、まずはセンサーの状態をチェックするところから始めました。

そのためには、白い壁などをカメラで撮影する必要があるのですが、今回はコピー用紙で行いました。

絞り優先モード(A)で、絞りは最大値F36にしています。

レンズは、純正の標準ズームレンズ 「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II 」を使いました。

ISO感度は低めにしたほうが良いそうです。

そして、レンズ側のスイッチをマニュアルモードに切り替えて撮影しました。

下記がイメージセンサーのクリーニング前の状態です。

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結構なホコリ、ゴミが付着しているのがよく分かります(汗)

中央付近に巨大なゴミがあるのがよく分かります。

この状態を踏まえて、いよいペンタ棒でクリーニング作業を始めますが、作業中の様子をスマホで撮影しようかと思いましたが、デリケートな作業なので、集中するためそこは割愛させて頂きます・・・汗  

そして恐る恐るセンサーに向った結果がこちらです。  

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明らかに目立っていたゴミは見事取れました。

若干取れていないものもありますが、撮影には支障のないレベルになりましたので、とりあえず今回はここまでにします。

ムキになってクリーニングした挙句、あかんことになっては困りますので。。。

ということで、実売価格で3,000円切る価格で購入出来た、ペンタックスの「イメージセンサークリーニングキット O-ICK1」通称ペンタ棒(笑)

慎重な作業は求められるものの、センサーへのゴミやホコリは、一眼レフカメラを使う以上避けられない事ではありますので、サービスセンターにその度に送る費用と期間を考えれば、費用対効果は文句なしなので、「ペンタ棒」は手元に置いておきたいアイテムとなりました。  

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