2016年の元旦のゴールデンタイムの主立ったテレビ番組視聴率が発表されました。
新しい年のスタートということで、各局の1年を占う意味でも、良いスタートを切りたいというのが関係者の本心でしょう。
2015年大晦日には、久々の格闘技放送を行ったフジテレビが、2014年のワンピース再放送よりは数字を獲得し、局内に少なからず安堵の気配が訪れたのは容易に想像できますが、果たして元旦はどうだったのでしょうね・・・。
元旦ゴールデンタイム視聴率、日テレとテレ朝に軍配!
2016年元旦のゴールデンタイムの視聴率ですが、以下のような結果となっています。
『日本テレビ』
18.3% 元日はTOKIO×嵐 ウルトラマンDASH
14.4% 元日はTOKIO×嵐 超豪華ゲストをおもてなし嵐旅館スペシャル
『テレビ朝日』
18.7% 芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2016お正月SP!ガクト不敗神話が…
16.7% 相棒 season 14 元日スペシャル
『TBS』
5.4% 芸人キャノンボール2016~公道最速借り物レース~
10.9% 笑いの王者が大集結!ドリーム東西ネタ合戦
『テレビ東京』
4.9% 大食い世界一決定戦!~Battle of Big Eaters!World Championships~・第1部
7.1% 大食い世界一決定戦!~Battle of Big Eaters!World Championships~・第2部
『フジテレビ』
4.0% 超豪華歌うま正月SP 十八番で勝負!!新春!オールスター対抗歌合戦
5.6% ネプリーグ夢対決SP新春超常識王決定戦!~紅白歌手軍vsラグビー日本代表軍vs人気女子アナ軍~
「我が道を行く」テレ東は視聴率については、あまり騒ぐ必要はないとして(苦笑)
元旦の定番をもつ、日テレとテレ朝に予想どおり軍配が上がったといった感じですね。
TOKIOの「ウルトラマンDASH 」や「芸能人格付け」、「相棒元旦SP」などは安定した数字を獲得しています。
その一方で、TBSとフジテレビは、やはり元旦の看板番組として浸透しているコンテンツが定まっていないことがそのまま数字にも反映されてしまった格好でしょうか・・・・・
特にフジテレビは、ゴールデンタイムに、4〜5%という厳しい数字で、今年も元旦から、時間帯によっては、テレ東にも前を走られた格好です(汗)
昨年同様、いばらの道となるのでしょうか?
余談ですが、ゴールデンタイムでなく、日中についてですが、1月2日と3日に放送されたお昼の番組、「第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」は、28%(2日)27.8%(3日)高い数字を叩き出しています。
日中は、世代的に年齢高めの世代がチャンネル権をもっている場合が多いので、妙に納得な気もします。
毎年恒例とはいえ、お昼にこの数字は大晦日の紅白クラスの定番感すら感じますね。
2016年もCM優先のテレビ局の姿勢は変化なしでさらに厳しさを増す?
でも、なんだかんだで一番気になったのは、やはりCMの多さですね。
正月番組は特に多かった気がします(汗)
やたらとCMに入ってしまい、番組に没頭出来なかったのは確かです・・・。
露骨なCM突入には悪意すら感じるくらいでしたから(苦笑)
これじゃ、CMをみせるために番組制作をしている感が強すぎて、肝心の内容も質が落ちるのは当たり前かと。。。
実際、多くの視聴者が不快に思ってる中で放送されている企業のCMなんて興味ももたれないケースが多く、経費の垂れ流しになってるケースが年々増加しているのは否めませんね。
テレビ局自体の意識は変わらないと思うので、せめてスポンサー企業の方からでも番組作りに苦言を呈するくらいの視聴者目線のところでもあると救われるのですが、難しいでしょうね・・・汗
ということで、2016年もテレビ各局は、スポンサー最優先で微妙な番組作りが続き、国民のテレビ離れ加速に繋がる可能性のほうがこのままだと高そうな気配ですが、各局の視聴率争いに、少しだけ今年も注目してみたいと思います。
それでは、今年も宜しくお願い致します!