数あるスマホの中でも、毎年のようにiPhoneの新製品は圧倒的な注目を集めるのは誰も異論のないところかと。
今年は、iPhone発売10周年ということもあり、記念のモデルとされる『iPhone8(仮)』への注目度は例年の新製品以上と言えます。
そこで今回は、同時発売が予想される「7sシリーズ」はひとまず置いといて、『iPhone8(仮)』に関する新機能などの噂を個人的に気になるものを中心にいくつかピックアップしてみます。
3D顔認証センサー搭載
まず何と言っても、従来のTouch IDによる「指紋認証」に取って代わるとされる「3D顔認証」です。
iPhone7から登場した「Apple Pay」での使用も踏まえた機能とも噂されています。
Appleが採用する3D顔認証センサーは、赤外線を用いてユーザーの顔を立体的に捉えることができ、メガネなどをかけている状態でも問題なく、暗い場所でも高い認識精度を誇るとされています。
ただ、顔って指紋と違って、似た人が少なからずいるものです。苦笑
そのあたりがどこまでの精度なのか気になるところです。
個人的に懸念されるのは、メガネもOKなら寝顔もきっとOKなのでしょうね。
そうなると、寝ている間にパートナーが顔認証してiPhoneの中身をチェックとか普通にやっちゃいそうで怖いかも・・・。
指紋だと直接触れないといけないけど、顔認証だと触れなくてもいいですから。笑
ホームボタン廃止
iPhone8で兼ねてから賛否があるのが、やはり「ホームボタン廃止説」です。
これまでに真意はともかく、流出したとされる図面やモックなどからは、ホームボタンが消失し、より液晶面が広くなったiPhoneの姿が見て取れました。
2016年の秋に『iPhone7』が登場した際に、それまでの押し込むホームボタンが廃止され「押したきにさせるホームボタン」である「Taptic Engine」を採用しました。
さらに、簡易防水機能も当然のように新型iPhoneでも搭載するとなれば、ホームボタンがフェードアウトする方向へと昨年から向かっていたと思えなくもありません。
懸念されるのは、ホームボタンがあるからこその操作性の良さがiPhoneのメリットでもあっただけに、それに変わる利便性を提供しなければ、iPhoneユーザーをがっかりさせることになってしまうということです。
スリープボタンで「Siri」を呼び出せる
先ほどのホームボタン関連とも言えるのがこちらです。
『iPhone8(仮)』では、ホームボタンをなくす関係で、これまではホームボタン長押しで呼び出していた「Siri」を、スリープボタンで呼び出せるようにすると予想されています。
どっちがいいのでしょう?
正直、iPhone7でホームボタンを軽く押し込みながらの指紋認証の際に、無意識に長押しのような状態になって「Siri」が起動するという無駄が発生するのは確か。
現状はホームボタンからの呼び出しに慣れているとは言え、スリープボタンは案外ありかもしれません。
ワイヤレス充電対応
物がとっ散らかっているのが苦手な自分にとって、わずかケーブル1本でも減れば素直に嬉しいところ。
そういった点も含め、かねてからユーザーも期待していると言えるのが「ワイヤレス充電」への対応です。
ワイヤレス充電については、10周年記念モデルのiPhone8(仮)だけでなく、7sシリーズも対応と予想されています。
ワイヤレス充電は是非実現してほしいところですが、現時点では新型iPhoneの発売には間に合わず、別売りされるという説が有力なようですが、まずはそもそも対応するか否か?9月12日のAppleの発表までは、ワイヤレス充電について断言できるような情報は出て来ないような気がします。
といったところが個人的には新型iPhoneで気になるところですが、果たしてすべて実現するのか?
他にも何か起こるのか?
今年こそは革新的なサプライズを期待したいところです。
10周年を飾るのは「iPhone8」ではなく「X」になる?
iPhone発売10周年記念モデルとして注目を集める『iPhone8(仮)』ですが、ここにきて8ではなく『iPhone X』という説が有力とも言われています。
そこについては、今秋に予想通り「7sシリーズ」も登場するのであれば、記念モデルにシリーズ名を使わない可能性はあるように思います。
2018年の新型iPhoneに『8』とネーミングする方が自然な流れかと。
そう考えると、10周年記念モデルは『iPhone X』でもおかしくないです。
というか、シンプルに『iPhone』と名付けるかもしれないとすら思っています。苦笑
ただ、気になることとして、新型iPhone関連の話題で、iPhoneの製造を請け負っている中国の企業『Foxconn』の従業員が、どうやら誤ってらしいのですが、アメリカにテスト用として出荷する新型iPhoneが入った箱をパレットに積み上げた画像をSNSにアップしたらしいです。
※上記画像は「Wechat」のタイムラインより
そこにあるコメントには、中国語で『iPhone8』を示す言葉も入っていました。
そうなると、やはり『X』ではなく『8』なのかもしれません。(いや、わかりません)
もちろん、どちらであっても製造段階の仮の名称である可能性もそれなりにあります。(そもそも開発名はフェラーリとも言われているだけに)
すべては9月12日午前10時からのAppleのプレゼン待ちです。
※日本時間では、翌13日の午前2時頃です。
そしてそのイベントでAppleが使用するのが新社屋に設けられた「スティーブ・ジョブズ・シアター」
個人的には、何気にiPhoneよりもジョブズシアターの全貌の方がとっても気になるのが正直なところ。
何はともあれ、名称や機能以上に気になる新型iPhoneのデザインが、事前のリーク情報とはまったく違ってくれることを期待しつつ、「ため息」ではなく「歓喜」の発表となることを願いたいと思います。