Apple『iPhone X』が販売不調の理由はやっぱり価格だけじゃない話

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2017年11月に、iPhone10周年モデルとして発売された『iPhone X』ですが、予想通り販売が伸び悩んでいるようです。

先行して発売された『iPhone 8シリーズ』がスタートダッシュといかなかったのは、『iPhone X』待ちユーザーの買い控えなんて話もありました。

ところが発売月の翌月、12月の『iPhone X』は『iPhone 8』に売り上げてあっさりと抜かれてしまう事態に・・・。

さらに年が明けて、2018年1月の売り上げでは、iPhone最新モデル3機種の中で『iPhone 8』が6割を占め、『iPhone X』にいたっては2割ちょっとで推移しているとのこと。

これはiPhoneが大きなシェアを占める日本国内に限ったことではなく、世界的にみても『iPhone X』は苦戦しているのが実情のようです。

そのようなこともあり、Appleは当初の生産計画を見直し、『iPhone X』の生産調整を行う気配があると報道されています。

色々な意味で嫌な予感はしていましたので、正直なところ「やっぱり」というのが個人的な感想です。苦笑

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『iPhone X』苦戦の理由は必ずしも価格ではない現実

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メディアの報道では、『iPhone X』の販売不振について価格という意見が目立ちます。

たしかにパソコンが買える価格設定というのは、Appleというブランド力をもってしても高すぎる印象です。

しかしたとえ価格が高くても、製品が素晴らしければ購買意欲が高まるユーザーだって少なくないはず。(自分もその一人ですから)

ましてや携帯キャリア経由での購入であれば分割での支払いができるので、価格のみで判断するケースがどれくらいなのかなんとも言い難いところです。

そのあたりを踏まえると、結局は『iPhone X』の販売不調の理由って、発売前から個人的に嘆いていたように(苦笑)価格以外のところが大きいように改めて感じます。

・全画面ディスプレイは、丈夫の出っ張りがやたらと目立つ(目につく)デザイン。

・顔認証は精度が微妙で、しかも他者端末ですでに搭載されている機能。

・背面のカメラレンズは縦長仕様で飛び出し、背面のデザインに一切マッチしていない。

iPhone X』のカメラ機能は実に素晴らしいことは確かです。

でも、Apple製品を選ぶユーザーが求めるのはスペックももちろんですが、その端末のデザインが優れていることがより重要だったりします。

そういった意味では、『iPhone X』は製品としてのスペックは素晴らしいものがありますが、デザイン的には前も後ろもダサいという悩ましいスマホだということになります。苦笑

現在のティム・クック体制となったAppleについては、多くのユーザーが嘆いているように、デザインの劣化や革新的な製品が登場しないという問題があります。

そのため、『iPhone X』の場合も、「スティーブ・ジョブズだったらこんなデザインの製品は世に出さない」と感じるAppleファンは少なくないはずです。

たらればを言っても仕方ないのですが、それが現実です・・・。

2018年のiPhoneはAppleにとって正念場かも

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なんと微妙な存在となっている『iPhone X』ですが、その現状や近年のAppleの製品展開をみていると、今年、2018年に発売されるであろう新型iPhoneはAppleにとっては正念場と言っても差し支えないかもしれません。

たしかにティム・クック体制になりAppleは多くのコストカットを実現し利益率は向上したのでしょうけど、Appledファンをワクワクさせることはあまりできていません。

スティーブ・ジョブズ時代のAppleであれば、新製品の発表となれば楽しみで仕方なかったのですが、今のAppleにはその楽しみが半減どころか激減しているのが正直な気持ちです。

企業としてのAppleは業績好調、CEOであるティム・クックの役員報酬も最高潮です。

でもその企業の製品を使用しているユーザーであるこちらとしては、もう何年もそんな感じでモヤモヤしていて気分が最高潮なんて体験はない。苦笑

だからこそ2018年に発売されるであろうiPhoneが、Appleにとって正念場とユーザーの立場からは言わせてもらいたいのです。

AppleがAppleらしくあるためにも、もうそろそろ革新的な新型iPhoneを登場させてほしいですし、なおかつ素晴らしいデザインであってほしい。

そんな風に思っているのは自分だけじゃないはずですから。

それさえやってもらえれば、ティム・クックの報酬がどれだけ凄い額になっても一切文句はありませんので。笑

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