我が家では5〜6年前から掃除機は「ツインバード」のサイクロン掃除機を使っています。
ダイソンやパナソニックなどの高価格帯のサイクロン掃除機も多数ありますが、低価格ながらそれなりによい仕事をしてくれるのが、この「ツインバード」の製品です。
その中でも『TC-E152B』は、実売価格で3,000円を切りながら、まさにお値段以上の働きをしてくれると実感しています。
※価格については若干の変動があります。
そのような好印象もあり、発売からそれなりの期間は経っておりますが、現在も発売中となりますので、ご紹介することにしました。
目次
ツインバード サイクロン掃除機『TC-E152B』の詳細
まずは、ツインバード製『TC-E152B』の仕様など詳細をご紹介します。
<基本性能>
品名 | サイクロンスティック型クリーナー |
品番 | TC-E152B |
本体カラー | ブラックのみ |
集塵方式 | サイクロン式 |
吸引仕事率 | 100W |
消費電力 | 500W |
電源コード | 約5m |
集塵容量 | 約 0.5 L |
付属品 | すき間ノズル・ノズル用ホルダー |
ハンドルを外せばハンディとして利用できます。
・保護装置付き
モーターの加熱予防策として、ダストケースが満杯状態での継続使用時や、フィルターの目詰まり、床用吸込口などにゴミが詰まった場合、保護装置が作動し掃除機が停止する仕様です。(保護装置は約1時間後に解除されるようになっています)
・消耗品について
『TC-E152B』では、複数の部品が消耗品として用意されています。
●床用吸込口
●アウターフィルター
●フィルター
●ハンドルASSY
●すき間ノズル
●すき間ノズルホルダー
ダストケースについては消耗品という位置付けではないようで、こちらが破損した場合は、本体ごと買い替えるしかないです・・・。
本体には電源コードを巻くためのフックがついていますので、コードが散らかることはありません。
使用後のフィルター掃除は簡単!
『TC-E152B』のフィルターの掃除ですが、とても簡単です。
ダストケース、アウターフィルター、フィルター、この3つがセットされていますので、まずバラバラに。
こんなふうに簡単に取り外しができます。
それぞれのパーツが水洗い可能となっています。
基本的には、それぞれにくっついたゴミなどを手でとってやるくらいでいいと思いますが、時々は水洗いして細かいゴミも取ったほうが、長持ちするはずです。
ちなみにフィルターは経年劣化も関係すると思われますが、あまり雑に掃除をすると破れることがありますので、ここだけは丁寧にしておいた方がよいです。
ダストケースとアウターフィルターはプラスチックなので、こちらは多少雑に扱っても簡単には壊れないと思われます。苦笑
TC-E152Bで掃除したあとのゴミ捨て方法
『TC-E152B』で掃除したあとのゴミ捨て方法ですが、前日に掃除機をかけていますが、このために再度掃除してみました。
キレイな状態に見えるカーペットですが、それでもこれくらい取れてます。汗
まずは、先端の「床用吸込口」を側面のボタンを押しながら外します。
続いて、こちらのロックをプッシュして解除します。
これで「ダストボックス」の口が開き、ゴミを取り出せます。
サイクロン掃除機TC-E152Bデメリット
ここからは『TC-E152B』を日々使用している中で感じたデメリットやメリットについていくつかあげてきます。
・音が大きい
音については、かなり大きいです。
夜とか使用したら間違いないくご近所さんと険悪になれるレベルと言っても言い過ぎではないかもしれません。
『TC-E152B』のコンセプトが「一人暮らしにぴったり」なので、賃貸アパートでの利用も多いと思いますが、夜間の使用は確実に迷惑になる音量です。
使用するタイミングは、生活環境を踏まえて、それなりにご近所への配慮はしたほうがよい気がします。
・コードが邪魔になることがある
物が多い部屋だと邪魔になることは避けられないかもしれません。
足に引っかかることも普通にあります。
面倒でもその都度、フックに数回巻きつけて使ったほうが掃除はやりやすいです。
・耐久性はあまり期待できないかも
価格が価格なので、耐久性に大きな期待はしない方がいいように思います。
安価な製品の場合、掃除機に限らす個体差がそれなりに出る可能性はあるように思いますので、1年以上使えたらOKくらいで見ておくことをオススメします。
ちなみに、我が家のは現在2台目ですが、最初のものは1年半ちょっとで調子が悪くなりました。
・手入れを怠ると吸引力が落ちる
紙パックがいらないというコスト的メリットがある反面、フィルターの掃除を怠ると吸引力が目に見えて落ちるので注意が必要です。
フィルターに汚れが溜まることで故障の原因となる場合もありますので、面倒でもフィルターは使用後に毎回キレイにしたほうがよいです。
・自立式だけど時々倒れる
『TC-E152B』は自立式なのですが、カーペットなど柔らかめの場所だと、掃除中に物を動かしたりするときにスイッチを切って立てて置いた時に時々倒れます。
私の置き方が悪いのかもしれませんが。苦笑
なので、念のため近くに割れ物とかない場所に立てるようにした方がよいです。
サイクロン掃除機TC-E152Bメリット
・吸引力が高い
なんといっても最大のメリットはここでしょう。
実はサイクロン掃除機よりも紙パック式の方が吸引力が高いとされているそうです。
実際、以前使っていた紙パック式は吸引力が400Wはあったと記憶していますが、『TC-E152B』は100Wです。
数字でみれば4分の1ですが、明らかに紙パック式のときには取れなかったゴミも『TC-E152B』では取れます。
このあたりは吸引力というよりも吸引力が持続する特徴がサイクロン掃除機にはあるから、細かいゴミもしっかり取れるのではないでしょうか。
カーペットに絡みついた髪の毛や細かなゴミ、埃もしっかりとってくれる印象です。
・紙パック不要
紙パック式ではないので、当たり前ですが余計な消耗品が発生しませんし、交換の必要がありません。(フィルターなどは消耗品のため劣化時は交換必要です)
・ゴミ捨てが簡単
先ほどご紹介したように、ダストケースからポイっとゴミを取り出せるのでゴミ捨てがとても簡単!
・コード式なので使用時間を気にしなくていい
コンセントにコードを挿して使うので、充電する必要がありませんので使用時間を気にする必要がありません。
コードレスにこだわらなければコード式の方がしっかり掃除ができますね。
ただ、コードが鬱陶しい方にとってはデメリットでもありますが・・・。
・ともかく安い
『TC-E152B』はサイクロン掃除機の中でもとくに低価格でグッドです。
吸引力の高さ、使い勝手のよさを思うと、とにかく安いと実感できます!
・ダストケースが透明なのでゴミの取れ高がよくわかる
『TC-E152B』はダストケースが透明なので、ゴミを取り出さなくでもどれくらい取れているかそのつど目で確認できます。
一見キレイに見える部屋でも、ダストケースのゴミを見ると、俄然掃除への意欲が湧いてくるはず。笑
ツインバードの『TC-E152B』使い心地まとめ
ツインバードのサイクロン掃除機『TC-E152B』について、メリットやデメリットも含め色々とご紹介してきましたが、やはり販売価格からみればコスパが相当高いのは確かです。
吸引力も十分ですし、ワンルームどころから、一軒家でも大活躍できるレベルと言えます。
それなりに大きな家なら2〜3台あってもよいでしょう。(それでも購入合計額は1万円以内ですし)
コードが邪魔だと感じることは多々ありますが、その反面、充電の必要がないということを個人的には好意的に捉えています。
高級掃除機のような静音性はまったくありませんが、夜間の使用を控えればとくに問題はないと思います。
爆音とともにダストボックスに溜まるゴミでテンションが上がる方なら、掃除が楽しくなることでしょう。笑
製品の構造がシンプルだからでしょうけど、耐久性もそれなりにあり、『TC-E152B』はお値段以上のサイクロン掃除機と断言します。
仮に1年以上使えれば、壊れたとしても買替えを躊躇するレベルの価格帯でないのは嬉しいところでもありますので。
個人的には、これメインでもいいと思いますし、手軽に使えるサブ機として置いておくのもアリです。
ちなみにこういった安価な掃除機は、結構商品の入れ替わりが早い印象がありますが、『TC-E152B』の場合、2016年8月に発売され現在も販売が続いてます。
このままロングセラー掃除機となるかはわかりませんが、使える低コスト掃除機として売れ続けてる証明と思ってよいのではないでしょうか。
以上、コスパ抜群のサイクロン掃除機、ツインバード製『TC-E152B』のお話でした!