『Kindle Unlimited』にない雑誌が読みたくて『楽天マガジン』も契約した話

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電子書籍を読むために、以前からAmazonの読み放題プラン『Kindle Unlimited』(月額980円)を利用しておりますが、今回、ライバルの楽天が展開している『楽天マガジン』を契約してみました。

理由としては、『Kindle Unlimited』では読めない雑誌系が色々と読みたいなと思ったからです。

楽天マガジン

『Kindle Unlimited』のメリットは、さまざまなジャンルの書籍が読み放題なところです。

とくにビジネス書や専門書も多数取り揃えているところですが、なぜか雑誌関係はあまり充実していないと感じていました。

そこで雑誌の読み放題という視点で見た場合、コスパでいくと『楽天マガジン』と『dマガジン』になるかなと。

どちらも新刊の雑誌200冊以上が読み放題で利用できるサービスであり、お値段もいい勝負。(バックナンバーもあり)

・楽天マガジン 月額 380円(税別)
・dマガジン   月額 400円(税別)

使用料金については、『楽天マガジン』では年間払いのプランもあり、そちらを選択すると月額換算で300円という破格のお値段となります。

両社は、取り扱っている雑誌に若干の違いがあり、どちらかといえば『dマガジン』の方が女性ファッション誌系は強い印象があります。

いずれにしても200冊を超える新刊を月に数百円で読めるのは凄いですよね。

そんなわけで『Kindle Unlimited』にない雑誌がたくさんあるという理由で、『楽天マガジン』を試してみることにしたのです。

とくにファッション誌やスポーツ系(サッカー)、グルメ系などのジャンルが『Kindle Unlimited』よりも充実しているのは魅力的でしたから。

ちなみに『楽天マガジン』は、初回登録時は31日間無料で読み放題となりますので、1ヶ月かけて利用の上で課金するかどうかを判断できます。(dマガジンも初回登録時は31日間無料です)

※『dマガジン』も本当は試して比べてみようと思いましたが、あれもこれも読みきれませんので、またあらためて契約した場合は、『楽天マガジン』と比較してみようと思います。

楽天マガジンについて

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今更感はあるかもしれませんが、まずは雑誌読み放題『楽天マガジン』についての基本情報を。

先ほどもお伝えしましたが、楽天マガジンは月額380円(税別)、もしくは年額で3,600円(税別)で利用できます。

年払いを選べば、月300円(税別)という週刊誌1冊分以下のお値段で最新の雑誌200冊以上が読めて、しかもバックナンバーもあったりします。(dマガジンもあり)

雑誌ごとに配信期間はありますが、数百円のボリュームでありません。
かなりお得感の高い読み放題サービスなのは間違いないです。

基本的には、タブレットやスマホで専用のアプリを利用して読むこととなりますが、現在はPCのブラウザからも読めるようになっています。

雑誌のカテゴリーとしては、以下のようなバリエーションとなっています。


女性ファッション・ビューティー
女性ライフスタイル
男性ライフスタイル
男性ファッション
グルメ・トラベル
スポーツ・アウトドア
IT・ガジェット
ビジネス・経済
ニュース・週刊誌
家事・インテリア
趣味・娯楽


「週刊文春」や「週刊新潮」といった雑誌が入っていいないのがちょっと残念ですが、今後に期待です。

ちなみに『dマガジン』ではこの2刊を読むことができます。
このあたりは一長一短がありますね。苦笑

楽天マガジン、初回申し込みなら31日間無料!

先ほどもふれましたが、こういった月額サービス系によくある<無料期間>も『楽天マガジン』には用意されています。

初回登録時にかぎり、31日間は無料で読み放題なんです。

これれだけの期間があれば、購読するかどうかを判断するには十分かなと思いますし、楽天マガジン』の場合、母体が「楽天」なので、「楽天ポイント」での支払いも可能となっています。

もしポイントに余裕があれば、31日以上の無料期間とすることも可能です。

「楽天ポイント」については、最初の登録の際にポイントを支払いに利用するか選択できますし、登録後でも、メニューの「ご契約情報」の方からポイント利用の有無が変更可能となっています。

楽天マガジンの新規登録方法

『楽天マガジン』の新規登録ですが、まず大前提として楽天のアカウントが必須となります。

楽天のアカウントを持っていない場合は、まずそちらの登録から始めますが、名前とメールアドレス、そして支払いに利用するクレジットカード情報(デビットカード可)の入力とパスワードの設定が必要です。

住所の登録は楽天マガジンの利用に限ってはとくに必要ありません。

すでに楽天のアカウントを持っている場合は、ログインしてプランの選択やポイント利用の有無を選べば登録がすぐにできます。

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普段、「楽天市場」で買い物をされていて、楽天カードなどの情報を登録していれば、そのカードが自動登録されますし、変更も可能です。

申し込みが完了すると、画面上にアプリダウンロード用のQRコードが表示されますので、利用するデバイスで読みとりダウンロード後にログインで、すぐにさまざまな雑誌が読み放題となります。

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1つのアカウントで5台まで同時使用できる!

『楽天マガジン』では、1つのアカウントに対して、専用のアプリを入れることで最大5台のデバイス(スマホやタブレット)が同時利用可能になっています。

このあたりは『dマガジン』も同様の仕様です。
なので家族でそれぞれが見たい雑誌を同時に読むことができます。

注意点としては、あくまでアカウントは1つなので、マイページ内にある「閲覧履歴」は端末別ではなくアカウントで一覧表示されていますので、自分が読んでなくても家族の誰かが読んだ雑誌もそこに並んでしまいます。

読むジャンルによっては、気まずくなる可能性は否定できません。苦笑
といっても、そこまで気を使うようなジャンルの雑誌はないと思いますが、念のため。

最大5台となっているデバイスの利用ですが、こちらも「ご契約内容の確認・変更」の方に、登録中のデバイス情報が表示されていますので、デバイスの入れ替えを行う場合は、まずここで利用しなくなったデバイスの登録を解除しておきましょう。

その上で、新しいデバイスにてアプリからログインを行えばデバイスの登録が自動で行われます。

楽天マガジンを使ってみた感想

楽天マガジン』を試してみた感想を最後にお伝えします。

まず感じたのは、アプリの操作性が実に明確でわかりやすいところです。

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最新号からジャンル別で、読める雑誌の表紙が一覧表示されているメイン画面もちろん、タップした雑誌の詳細ページに、バックナンバーと関連雑誌の一覧も便利。

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当たり前のことをきちんとやってる感じが使いやすさにそのまま繋がっている印象です。

画面の下段は、ランキングや雑誌の一覧(新着順or雑誌名順)、マイページに検索といった項目のみでシンプルなメニュー構成となっているので迷うことはありません。

雑誌を読む際にも、ページの切り替えはとてもスムーズで、サクサク読めるのはストレスもなき快適なところです。

注意点としては、快適な閲覧はあくまでWi-Fi環境(光回線)の場合で、4Gでの利用については、使用場所や速度の影響にもよりますが、速読レベルのスピードでページ切り替えを行うと画面が真っ白になって読み込み中な状況になり、次ページ表示にちょっともたついたりします。

とはいえ普通に読み進める分には、ほとんどそのような影響はないと言って差し支えないかと。

ちなみに向かって左上にある設定などを変更したりするメニュー内には、「使い方ガイド」やアプリの「ビューワー設定」も用意されています。

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「ダウンロード設定」をONにしておけば、お気に入り登録した未読の雑誌をWi-Fi接続ができる環境にある際に自動的にダウンロードが行えます。

ダウンロードをしておけば、ネット環境がない場所でも読めますので、ONにしておいた方がよいです。

ダウンロードすることで、オフラインでも読めるメリットがある反面、デバイスのストレージ容量には注意が必要です。

ダウンロード可能な容量については、「マイページ」の上部にある「ダウンロード済み」をタップすると表示されます。

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こちらの容量をチェックしながら、読み終えた雑誌をデバイスから削除するようにしておく必要は出てくることになりますので、時々確認を。

容量表示のすぐに下に「すべての雑誌削除」という項目がありますので、こちらから一気にデータを削除することもできます。

一冊ずつ削除する場合は、「ダウンロード済み」にある雑誌一覧から、削除したい雑誌の向かって右端にあるゴミ箱をタップすれば「削除」のボタンが表示されますので、個別に消すことが可能です。

あと、気になる点として、雑誌の内容について紙のものと内容が一部違ったり(未掲載)、一部の画像に四角い見ちゃダメ的なベタ塗りがあったりするケースがあります。苦笑

このあたりは、紙の方でないと利用できないコンテンツがあるようなので、雑誌をコレクションされる方や完全な状態で読みたい(見たい)という方には不向きなサービスと言えるかもしれません。

そしてそれぞれの雑誌には配信期限があり、早いもので1ヶ月から数ヶ月。
長いものだと半年から1年くらいまで読むことができますが、配信期限には気をつけておく必要があります。

そうだとしても雑誌のバリエーションも豊富なので、380円(税別)でこれだけの雑誌が自由に読めるのはよいですね。

200冊以上の雑誌が読めるとのことでしたが、実際に数えてみたら、4月末時点で250冊近い新刊が配信されていました。

さらにバックナンバーがあるので、利用して損をするということはまずないと思います。笑

楽天マガジン

といった感じで、『楽天マガジン』で雑誌を読んでいますが、個人的にはかなり快適な読み放題サービスでしたので、金額的にも継続してもよさそうな感じです。(楽天ポイントも使えるし)

ただスマホだとやっぱり厳しいので、タブレットをお持ちであれば凄くオススメできます。

興味のある方は、まずは31日間の無料期間でそのコスパの高さを一度実感してみてください。

以上、雑誌(電子書籍)読み放題サービス『楽天マガジン』についてのお話でした!

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