以前ご紹介した、スープが完全にカップラーメンの域を超えていたと紹介した『鳥取ゴールド 牛骨ラーメン』を発売した「寿がきや」の新商品『鬼塩ラーメン』というカップ麺が目にとまりましたので買ってみました。
『鬼塩ラーメン』は、渋谷センター街の人気ラーメン店「鬼そば藤谷」監修とのことで、このお店のオーナーは、自分は知りませんでしたが、芸人の「HEY!たくちゃん」という方だそうです。
芸人でラーメン屋というと、デビット伊東さんのお店をイメージしますが、こちらの「鬼そば藤谷」は、『大つけ麺博2016』のラーメン部門で頂点に立ったそうです。
そんな人気ラーメン店の看板メニューである『鬼塩ラーメン』がカップラーメンになったとのことで、一度は食べてみるしかないですね。
ということで、『鳥取ゴールド』で好印象の「寿がきや」が放つカップ塩ラーメン、鬼そば藤谷の『鬼塩ラーメン』を食べてみます。
『鬼塩ラーメン』の内容とお湯の準備
寿がきやから登場した『鬼塩ラーメン』ですが、いつも通りまずは内容からご紹介していきます。
内容物としては、「かやく」「あといれスープ」「あとのせかやく」があります。
かやくが先入れと後入れがあるのは、最近の高級カップラーメンではスタンダードと言えます。
麺は中太で、スープとの絡み具合もしっかり考えたものにしてあるのだと勝手に思っています。
まずは、先にいれる「かやく」の方をカップに投入。
中身は、乾燥させたチャシューとメンマです。
ちなみに、「あといれかやく」の方には、ネギ(焦がしネギもあり)や柚子が入っているようです。
では、お湯を注いで5分ほど待つとします。
『鬼塩ラーメン』の実食です
それでは、渋谷の人気店が監修した『鬼塩ラーメン』を早速食べてみることにします。
まず注目のスープは、ベースとなるのは鶏だそうですが、そこに煮干しや昆布にホタテといった魚介系の出汁も取り入れているとのこと。
スープを口に運んでみると、「鬼塩」とはいうものの、「あといれかやく」に含まれている「柚子」の香りがふわっと鼻を抜ける感じで、「鬼」というよりもむしろ爽やかな感じすらします。
気持ち唐辛子が顔を出す感じはありますが、総じて口当たりが良く飲みやすい塩スープといった印象です。
麺は中太の縮れ系で、もっちり感もあって自分好みのやつなのでグッド。
この麺にスープがしっかり絡むことで食感も味わいも良好になっている印象です。
そしてトッピングとして入っているのは、チャーシュー、メンマ、ネギ、先ほどの柚子と唐辛子といった感じです。
先ほどもご紹介しましたが、ネギは「焦がしネギ」も入っています。
このあたりは何気にお店のこだわりを感じます。
チャーシューについては、『鳥取ゴールド』と同様のタイプで、どうしてもスープと麺に負けている印象ではあります。
定番のカップ麺用チャーシューなのですが、ここは改善の余地ありですね。苦笑
メンマもサイズが小さく、なくても困らないくらいの印象ですが、なかったらなかったで寂しいのかもしれません。
メンマもチャーシュー同様に物足りないので、寿がきやさんなんとかしてください・・・。
といった感じで、鬼そば藤谷が監修した『鬼塩ラーメン』でしたが、鬼といいながらもさわやかな塩スープは、名前とのギャップを感じつつも味わいのあるスープでした。
本来は、塩分の取りすぎを控えるために飲み干すべきではありませんが、飲み干したくなるスープでした。笑
トッピングに不満はありましたが、総体的にみて美味しいカップラーメンです。
リピートしたい塩ラーメンでしたので、次回食べる時はトッピングを別に用意して丼に移して食べてみようかなと思いました。
本当は実店舗で食べてみたいところですが、それはまたいつか実現できればと。
以上、渋谷センター街の人気ラーメン店「鬼そば藤谷」が監修したカップラーメン『鬼塩ラーメン』の感想でした!