1100万ダウンロードの写真SNSアプリ「Snapeee」を運営していた「マインドパレット」が、5月27日に債務整理手続きを始めていたことが、東京商工リサーチにより明らかとなりました。
（画像引用元：https://snape.ee）
「Snapeee」は、2011年に公開され、２０１６年3月時点で1100万ダウンロード突破の中、まさかの倒産です。
資金難に陥った理由として、開発費などの先行投資が経営を圧迫していたらしく、2014年9月期には、1億7千万超の赤字にまで拡大していたそうです。
その結果、外部からの資金調達もままならず、今回、債務整理に踏み切ったとのこと。
今年の春先には、iOSアプリのアップデートも行い、新しい機能が追加されたばかりだけに、ユーザーもビックリの展開です・・・。
「Snapeee」は、若い女性向けの写真共有サービスとして普及していただけに残念ですね。
運営会社からの発表では、2016年5月31日をもって、「Snapeee」は終了となることが併せて発表されており、あまりにも突然のサービス終了です。
今回の発表によると、5月31日で「Snapeee」へのアクセスが出来なくなるとのことで、投稿した写真については、必要に応じてそれまでにダウンロードしなければならないみたいです。
写真のバックアップがなければ、どうしても残したいものは大急ぎでダウンロードが必要ですが、アクセスが殺到して、トラブルにならないとよいのですが。
しかし、こういったスマホのアプリ系ITベンチャーって、なんだか上手くいってるイメージがあったりしましたが、これだけ人気のアプリを運営している会社でも倒産してしまうという現実に、ちょっと驚きました。
やっぱり、キャッシュを回すのって大変なことなんだなと・・・。
そういえば、以前「会社生存率」とか見た事がありますが、国税庁の調査によると、中小企業が設立から倒産するまでの期間をまとめたデータのことを指しますが、これによると、設立から10年で倒産する確立は９０％を超えるそうです。
30年後には、ほぼ０社と言える、0.021%の生存率らしいです。
もっと言えば、設立から5年生存する会社は2割ないそうなんですよね（汗）
こんな数字見ると、雇われてるのは危険だってよく言われますが、起業するよりいいって思う人の方が多くなるのは当たり前ですね。
結局は、公務員が勝ち組なのは世界共通なのでしょうね（苦笑）
世の中、結局金ってことなのかもしれませんが、多少不満はあっても、雇われてるいるほうがとりあえず安定しているのは事実という現実を今更ながら感じますね。
でも、それでいいのかどうかは別問題なのかもしれませんが・・・。
いっそ、お金とかなくなればいいのにね。
そんときは、パソコンやスマホもなくなると面白いかも。
世の中変わるね。
そしたらこのブログも終了になってしまうけど（汗）
