政府以外は想定内?日本郵便でマイナンバー通知カード配達トラブル続出中

yubingohatatuzokusyutu

国民へのありがたくないマイナンバー通知カードの配達が日本郵便で行われていますが、案の定、配達におけるトラブルが続々出てきています・・・。

かつてない膨大な量の配達で、ポスト投函NGな上に、国民一人一人が今後背負わされる個人番号という特殊性もあり、日本郵便に丸投げした政府への不信感をもつ国民は少なくなかったと思われます。

当然、配達時のトラブルも続出する事は、想定出来ていましたが、日本郵便の高橋社長が総務省に呼び出されて、厳重注意という展開になっています。

厳重注意以前に、政府の姿勢の方が大きな問題なのですが、立派な椅子にふんぞり返って、「後はよろしくね!」みたいな官僚には、もはや失笑しかでませんね(苦笑)

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これまでのマイナンバー通知カードの配達トラブル

日本郵便で、マイナンバー通知カードの配達が始まり、これまでに発生しているトラブルは・・・・・

千葉県鎌ヶ谷市で、不在通知票をもって郵便局を訪れた方がのマイナンバー通知カードが、すでに別人の印鑑が押されていたことが明らかとなりました。

誤って受け取った方が開封をしていなかったことは幸いでしたが、別の家庭に再配達をしたということなのでしょうか?

青森県八戸市では、30代の男性配達員が、本来の受取人の隣の家に配達をしたそうです。

本来の受け取り人の方が、隣人から通知カードを受け取り、その後、郵便局に誤配達について連絡したことで発覚しました。

石川県珠洲市では、10代の男性局員が、配達時に留守だった21件の住人に、マイナンバー通知カードを手渡しで配達したと装うために、自分で受領書にサインを偽造していたことが発覚しました。

要は、手渡しせず、郵便受けに投函して帰ったということです。

サインを偽造した理由は、「早く配達を終わらせたかった」という、とてもシンプルなものでした・・・。

aseru

短期間で数をこなさないといけない、それも手渡しの郵便。

先ほどの青森のケースでも、大量の配達をさばかないといけないという焦りから誤配達に繋がっています。

こういう事は、やる前から分かりきったことでしたが、政府の安易な段取りこそ、最も否定されるべきことです。

政府が「お上」という名の元に、イエスとしか言えない日本郵便に責任を押し付けた格好と言われても仕方ないと思います。

総務省の連中も、総出でマイナンバー通知カードの配達をすればいいのにと思った人は少なくないかもしれません・・・。

こっちから言わせてもらえれば、段取りの悪さから、安倍政権と総務省に「厳重注意」ですね。

ちなみに、私はまだマイナンバー通知カードは配達されていませんが、郵便局員の皆さんにお伝えしたいのは、「急ぎませんので、いつでもいいですよ」という事です(苦笑)

別に欲しくてたまらないものでもありませんし、すぐに必要なものでも全くありませんから。

そういえば、香川県三豊市の郵便局では、女性局員が約2年渡って、郵便物を配達せず、自宅などに隠し持っていたという報道がありました。

理由が、「仕事をやる気がなくなった」という、ストレートなもので、この国が徐々に病んでいる事を改めて感じました。

唯一幸いだったのは、マイナンバー通知カードがその中に含まれていなかったことでしょうか?

隠し持っていた事実の発覚がもっと後だったら、とんでもない騒動になっていた事でしょうから、不幸中の幸いと言っては言いすぎかもしれませんが(その他の郵便物の未配達も大問題なので)

頭の痛いお話です。。。

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