言わば職業病「ドライアイ」の症状や対策と涙の働きについて

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仕事柄どうしてもパソコンに向う時間が多く、さらにスマホとなれば、目に良いことなど何もありません・・・苦笑

当然のように「ドライアイ」に悩まされています。

ちなみに、どこ情報か忘れましたが、日本人の6人に1人くらいがドライアイだと言われているようです。

ドライアイと言えば、目薬は必需品になりますが、巷の目薬の多くはクールタイプなる、メメントール系がやたらと多いです。

スーッとスカッとするという事なのでしょうけど、個人的には、目にしみるくらいの痛みが走ったトラウマから、清涼感の高い目薬はNGになります。

でも、世の中の多くの目薬はクール系全盛のため、清涼感を抑えたものを見つけるのは結構大変だったりします。

そんな中で、自分が愛用しているのは、「新なみだロート ドライアイ」です。

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(画像引用元:http://jp.rohto.com/namida-rohto/eyedrop-dry/)

こちらは、清涼感レベルが5段階中1という、とてもナイスな目薬です。

これだけは手放せません(苦笑)

余談ですが、新なみだロート ドライアイは、始めた購入したときは税込みで500円を切っていた記憶がありますが、最近は700円前後といった感じで、地味に懐に効きますね・・・汗


それはさておき・・・・・


ドライアイと言えば目薬という当たり前のように思っていましたが、目薬頼みと簡単に考えてはいけない一面が、ドライアイにはあるようです。

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そのドライアイ、もしかして目の表面に傷があるかも?

そもそもドライアイとは、一言でざっくりと言ってしまえば、目の表面に傷がつきやすくなっている状態になります。

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目は、涙という麗しきものによってバリアを張り守られているそうなのですが、ドライアイとは、涙が蒸発しやすい状態が続いていることによって、目の表面を傷めるリスクが高くなると言うことなんです。

冒頭でも申しましたが、仕事でパソコンを使う機会が職業に限らず、多くの社会人の方においても増えています。

さらに若年層を中心にスマホの画面を長時間見続けている方も相当数いるのは今更言うまでもありません。

昨今のドライアイの多くは、まさにこれらが原因と言って差し支えないでしょう。

しかし、そのような傾向は目の表面に傷がつきやすくなったり、傷が長期間入った状態が続く人が増えているということ。。。


実は、そのような状態が続くと睡眠にも影響が出るケースもあるそうです。

「ただ目が乾き気味」などと、ドライアイだからといってドライに考えていてはいけないのです(汗)

涙は目への栄養補給中の合図?その働きとは?

先ほど申しました様に、涙は目に潤いを与え外部からのよろしくないものから目を守るバリア的な存在です。

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しかし、ドライアイの症状が出ているということは、バリアを解除しているようなものです。
涙とは泣きたいときにだけ必要なものということではないのです。


そもそも、涙がもつ重要な機能は、目の乾燥を防ぐという事以外も、栄養を送り届けたり、誰しも1度や2度は、あるいはそれ以上経験があると思いますが、目についた異物などを流してくれたりします。


自分は子供の頃に目にゴミが入ったときに、「泣きゃ落ちるよ」とよく言われたものです(苦笑)


そういった経験は多くの方にあるかと思いますので、涙が目を守る働きもするということはあえて言う必要はないのかもしれませんが、涙には目の栄養補給を行うという裏方的な一面もあります。

なぜなら、人間の体には無数の血管が走っていますが、目の角膜には血管はありません。

体内にある血管が行う栄養などを送るということが角膜においてはできないのです。

実は、涙こそが目の角膜の栄養補給に欠かせないものなのです。

涙ってやつは三層構造だった!

ドライアイが気になり、目薬を常用するようになり4年から5年くらい経ちますが、これまではドライアイについてなぜか感心をもつということがありませんでした。

しかし、「新なみだロート ドライアイ」の価格高騰などもあり(汗)

ドライアイについて色々調べてみる中で、涙というのは、「三層構造」になっているという事を知りました・・・。

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涙は、「水層」と「油層」と「ムチン層」の3つの層で構成されているそうです。


層の順番としては、内側から「ムチン層」真ん中に「水層」、そして最も外側に位置するのが「油層」です。

一番外側にあるのが、「油層」というのは、なんだか妙に納得といいますか、油膜によって涙の蒸発を防ぐ働きをしてくれます。

ある意味、洗顔後の保湿に近いものがあります。

化粧水や乳液などで潤いを閉じ込めるみたいな感じで。

話が長くなっていますので、「水層」と「ムチン層」の働きについては割愛しますが(苦笑)

要は、これら3つの層によって、目を守ってくれているということになります。


ここで問題の「ドライアイ」です。

ドライアイの状態とは、この三層構造が崩れる事によって発生するということになります。

特に、一番内側の「ムチン層」に以上が発生すると、目に必要な水分を補給できない状態になり、目が乾燥することでドライアイになるのです。

しかし、この状態とは、目の角膜がキケンに晒されているという状況になるため、目に傷が出来たり、疲れ目を始め様々な目のトラブルへと繋がってしまうという訳なのです。

すぐにでも始めたいドライアイ対策について

ドライアイ対策については、言う前から何を言われるかすでにお分かりの方も多いかと思いますが、お察しの通り、昨今のパソコンやスマホの長時間利用、後はテレビゲーム、携帯ゲーム機なども該当します。

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まず基本として、これらの機器を利用する際は、1時間に10分程度の休憩を入れることです。

1時間利用、10分休憩ではなく、50分利用、10分です(苦笑)

できれば、ストレッチなど、軽く体をほぐすような運動をしたり、遠くの景色を眺めるなどします。

そうはいっても仕事は止められないという場合は、パソコン作業以外の事を行うなどといった対策はできるだけやりましょう。


その他、室内であれば、加湿対策を行うの忘れずに。

特に冬場のオフィスの多くはエアコンを使いますので、乾燥が酷くなりがちです。

喉のケアで加湿をするケースは多いと思いますが、目のためにも対策をおこないましょう。

私もですが、目薬を常時使用している場合、その目薬に「防腐剤」が成分の中に含まれているかチェックしてみましょう。

防腐剤が含まれた目薬を使用すると、目が防腐剤を吸収することになります。

一応、臨床上は目薬の防腐剤は問題ないとの事ですが、その名前からも目に入らない方が良いと思ってしまいますよね(汗)
ちなみに、「新なみだロート ドライアイ」は、よくわかりませんです・・・。

あるようなないような・・・・・

いささかグレーな気がしてきました(汗)
目薬はちょっとという場合は、近頃は「ドライアイ用メガネ」も人気あるようです。

メガネと言えば、ブルーライトカットの「JINS PCメガネ」という大ヒット商品がありますが、JINSからも、「JINS Moisture」なるドライアイ用のメガネも出ています。


こちらは、メガネの両サイドに水を入れる小さなタンクがついているという、無茶苦茶シンプルな発想のドライアイ対策メガネです(苦笑)

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(画像引用元:http://www.jins-jp.com/functional/moisture.html)

目も肌も乾燥はよろしくありませんので、しっかりとケアを行うことをおすすめ致します。


以上、ドライアイについてでした。


なんだかんだで長文となってしまいました。。。

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